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Re: 同上、翻訳 「米軍司令部への攻撃を撃退したのは民間警護部隊」(山本史郎訳)
http://www.asyura2.com/0403/war50/msg/669.html
投稿者 木田貴常 日時 2004 年 4 月 07 日 01:19:57:RlhpPT16qKgB2
 

(回答先: Re: 民間警備要員が米司令部への攻撃を撃退…ワシントンポスト−「ブラックウオーター」社の活躍 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 4 月 06 日 21:17:46)

イラク攻撃に関する世界情勢のニュース配信
件  名 : 2004.04.06 戦場で戦闘に加わるブラックウォーター社
差出人 : 山本史郎
送信日時 : 2004/04/06 21:54
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000451;jsessionid=xvef4hm322


●Private Guards Repel Attack on U.S. Headquarters
 ワシントン・ポスト 4月6日 
米軍司令部への攻撃を撃退したのは民間警護部隊
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A53059-2004Apr5.html?referrer=email
                           (英字報道から訳)

 4日ナジャフでアメリカの(暫定当局)本部を襲ったイラク人民兵数
百人による攻撃は、事件に精通した情報提供者によると、アメリカ軍
よってではなく、民間警護部隊から派遣された8人の特殊作戦チーム
によって撃退されていた。

 米軍増援部隊が到着する前に、民間企業ブラックウォーター警護コ
ンサルティングが、激しい戦争のなかに自社のヘリを派遣して、弾薬
を持った特殊作戦チームの兵士を補給する一方、負傷した海兵隊員
を後送した。その情報提供者が語った。

 日曜日のナジャフの戦闘において、ブラックウォーターの特殊作戦
チームが果たした役割は、要人警護としての公式の任務と実際の戦
闘地域で作戦展開をおこなうという現実のあいだの灰色部分を照らし
出している。

 幾つかの企業から提出される非公式の活動レポートによると、何千
人もの武装した民間人による警護契約は、イラクで多岐にわたる任
務を遂行し、毎日イラク人を交戦したりしている。

 日曜日の戦闘においては、米軍特殊部隊が到着するまでの約4時
間、シーア派の民兵組織がブラックウォーターの特殊作戦チームと4
人の憲兵、一人の海兵隊の砲手に、ロケット弾とAK47ライフルで猛
攻撃をくわえた。

 近くの屋根にいた狙撃手は、明らかに3人に怪我を負わせた。

 アメリカ軍はこの日、イラクの数都市で激しい戦闘に遭遇した。

 大部分が元特殊部隊であるブラックウォーターの特殊作戦チーム
は、アメリカの率いるナジャフの合同軍暫定当局(CPA)を警護する
契約を結んでいる。

 彼らの弾薬はほとんど尽きてしまって、屋根には負傷兵がひどい終
結をしており、しかもアメリカ軍からの増援がすぐには受けられないも
とで、ブラックウォーター社はヘリを派遣して弾薬を投下し、負傷した
海兵隊員を拾いあげた。

 その海兵隊員と他の負傷兵の身元は確認できていないが、イラク
駐留米軍の最高司令官サンチェス中将と広報担当のキミット准将が
戦闘地域の調査に到着したとき、数時間がたっていたものの彼らの
流した血はまだ生々しいものだった。

 昨日の記者会見では、キミットはブラックウォーターの警護員の役
割に言及せず、戦闘が終わってから自分が見たことを話した。「私は
昨日ナジャフのある屋根のうえに、アメリカと合同軍兵士の小さな部
隊がいたのを知っている・・・彼らは3時間半の戦闘を貫徹し、私が彼
らの目を見ても危機は感じられなかった」。

 彼は続けて次のように話した−−「彼らは自分たちが何のためにこ
こにいるのかを理解していた。彼らは3人の負傷者を出した。われわ
れは薬莢の散らばるなか、率直に言うと、僚友の血が流れたところに
腰を下ろしたが、彼らには絶対的な自信があった」。暫定当局の本部
を守っているあいだ、何千発もの弾丸が飛び交い、百発を超える40
ミリロケット弾が発射された。

 イラクでのブラックウォーターの仕事が敏感なものだという理由で、
身元を明かさないよう求めた情報提供者は、イラク人のなかに明記さ
れない数の犠牲者が出たと伝えた。

 ブラックウォーター社のスポークスマンは、同社はCPAを警護する
契約をしているが、日曜日に明らかになっった事件については話せな
い、と確認した。国防総省の広報官は、軍の兵士が現場にいなかっ
たので、ナジャフのCPA本部を包囲した数時間の戦闘について軍の
レポートは存在しない、と述べた。

 米国防総省は、契約は直接CPA当局の仕事なので、警護要員の
毎日の活動については、しばしば明確に掌握してなく、それは軍の公
式の命令系統を通じて、制約された原則のもとに調整と連絡をおこ
なっている。

 31日にファルージャで殺害された4人もブラックウォーターの社員で
あり、武装してない車両で援軍をないという、アメリカ軍やCIAが許し
ているよりもっと危険な条件のもとで、スンニ・トライアングル地域で働
いていた。

 ワシントン・ポストが入手した事件のポートによると、ブラックウォー
ター経営陣の一人は、この殺害事件の特徴を、米軍特殊部隊による
のと同じくらいに、熟練した「高度な」攻撃の結果として米国政府高官
に伝えていた。

 この事件の犠牲者4人は、ブラックウォーター広報担当クリス・バー
テリによると、リージャンシー・ホテル&ホスピタリティの仕事で食糧と
台所設備を運ぶトラックを警護していた。リージャンシーはESS(ユー
レス・サポート・サービス)の下請けであり、世界最大の食糧サービス
企業であるコンパス・グループの一部門である。報道記事によると、
ESSはイラクの米軍食糧基地12カ所以上に食糧品を供給している。

 ブラックウォーターはノースカロライナ州モヨクに本部を置き、警護と
軍事訓練をおこなう企業であり、従業員兵士の高度の才能を誇りにし
ている。その多くは海軍の元シールメンバーだ。同社はイラクに450
人を派遣しており、その多くがブレマー行政官を含むCPA要員とイラ
クを訪問するVIPの警護をおこなっている。

 ブラックウォーター社は、テロに対処するイラク治安部隊のトレーニ
ング基地として、バグダッドに近い元空軍基地を占拠することを申し
出ていた。


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