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(回答先: シーア強硬派と伊軍交戦 ナシリヤで15人死亡(共同通信) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 4 月 06 日 20:03:17)
★被害状況をみるならば、イタリア軍による一方的な虐殺だ。(シジミ)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040406it14.htm
【バグダッド=中津幸久】イスラム教シーア派の反米指導者ムクタダ・サドル師の支持者と駐留連合軍との衝突は6日も各地で続き、南部ナシリヤではイタリア軍と武装した支持者との銃撃戦で兵士12人が負傷、イラク人も18人が死亡した。
中部クーファのモスクに立てこもっていたサドル師は、「これ以上の流血を回避する」として、近隣のナジャフに移動したが、真意は不明で、情勢が沈静化するかどうか、予断を許さない。
ナシリヤは、自衛隊が活動するサマワの南東約100キロに位置し、オランダ軍が英軍の指揮のもとに治安維持にあたっている。
銃撃戦は現地時間午前4時(日本時間同日午前9時)ごろから数時間にわたり発生。イタリア軍は兵士500人以上が出動、サドル師の民兵組織「マフディ軍」とみられる支持者らと交戦した。イタリアは計2500人をイラクに派遣しているが、現地での本格的な交戦はこれが初めてだ。サドル師支持者がイタリア軍を狙って交戦を仕掛けたのかは不明だ。サドル師支持者は米英軍以外では、4日にスペイン軍と衝突している。
一方サドル師は、米軍の侵攻に備え、モスク周辺に数百人の支持者を集め、重火器で武装させるなど、モスクを要塞(ようさい)化。北方からクーファに通じる幹線道路にはロケット弾攻撃が可能な態勢をとっていた。
サドル師が一転して「流血回避」を呼びかけた理由は不明だが、カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」は、シーア派最高権威のシスタニ師と、スンニ派法学者でつくるイラク・ムスリム・ウラマー協会が事態収拾への説得工作に乗り出したと伝えている。同テレビによると、サドル師は、<1>米軍の即時撤退<2>逮捕された側近の釈放<3>主宰する週刊紙の発禁解除――を求めていたという。
AFP通信によると、サドル師支持者が占拠した南部バスラの知事公舎については、同師支持者と当局側などとの間で、治安維持に関する協議が行われ、平常状態に戻りつつあるという。
このほか、南部のアマラでも5日夜から6日朝にかけて英軍とサドル師支持者が衝突。地元当局者によると、4日以降の一連の騒乱で、イラク人12人が死亡した。
また、イラク駐留米軍は4、5の両日、バグダッド郊外のシーア派地区で米兵3人が新たに攻撃を受け、死亡したことを明らかにした。
イラク中部の「スンニ派三角地帯」では、混乱に乗じる形で、スンニ派勢力などによる反米攻撃が激化、アンバル県で5日、米海兵隊員4人が戦闘中に死亡した。米軍は、最も反米活動が活発なファルージャを戦車や装甲車で包囲、ファルージャ市内に入る道路をすべて封鎖した。
(2004/4/6/22:01 読売新聞 無断転載禁止)