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【バンコク=長尾久嗣】イスラム教徒が多数を占めるタイ最南部の治安悪化が深刻化している。年初に軍施設などが襲撃されて以来、爆弾テロなどでこれまでに約50人が死亡。南部の分離・独立を求めるイスラム過激派による犯行との見方が有力だ。3月末には1.4トンもの爆発物原料などが奪われており、4月中旬のタイの正月休みを控え、治安当局は警戒を強めている。
テロが頻発しているのは南部ナラティワート、パタニ、ヤラーの3県。バイクから通りすがりに発砲するケースが多く、犠牲者のほとんどは警官や政府職員だった。ところが3月末にはナラティワートの繁華街で爆弾テロが発生しマレーシア人観光客を含む約30人が負傷した。テロが無差別化する気配もある。
政府は年初から3県に戒厳令を布告しているが、超法規的な尋問などが地元住民の強い反発を招き効果は上がっていない。タクシン首相は9日、イスラム過激派が拠点を構えるとされるマレーシアを訪れ、アブドラ首相と取り締まり策を協議する。 (07:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040406AT2M0202O05042004.html