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【リオデジャネイロ=本間圭一】パウエル米国務長官は5日、政変が起こったカリブ海のハイチを訪問し、アリスティド前大統領が米国により辞任・出国を強制されたと主張している点に触れ、「(前大統領は)自ら辞表を起草し署名したのだ」と述べ、主張を退けた。
カリブ共同体・共同市場(カリコム)などは、アレクサンドル新大統領を承認しておらず、前大統領出国の経緯の調査を求めているが、国務長官はこれを明確に拒否した。
また、国務長官は、新政権の最大の課題である治安回復について、「武装解除が行われなければ、ハイチの民主主義は危機が続く」と強調、前大統領追い落としの主体となった武装集団の解体を改めて求めた。
一方、ラトルチュ首相によると、来年中に大統領選が実施される見通しとなった。
同国では、アリスティド前大統領の経済政策などに対する抗議行動の高まりに乗じ、元軍人主体の武装集団が蜂起(ほうき)。前大統領は2月末に出国し、現在はジャマイカに滞在している。
(2004/4/6/10:26 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040406i302.htm