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同時多発テロ直後に「フセイン打倒」 米・英首脳協議 英紙報道
[ロンドン=外岡秀俊] 4日付の英日曜紙オブザーバーは、ブッシュ米大統領と
ブレア英首相が01年の米同時多発テロ事件直後に、イラクのフセイン打倒に
ついて話し合ったと伝えた。ブラア氏は、公には昨年の開戦直前までイラク戦争は
「最後の手段」と考えていたとしているが、実際は早い時期から米国の開戦の決意を
知り、指示を約束していた可能性が指摘されている。
同紙は今週発売される米誌バニティ・フェア掲載記事の要約として伝えた。
証言したのは当時、英国の駐米大使だったクリストファー・メイヤー氏。テロ事件の
9日後に訪米したブレア氏はブッシュ氏からホワイトハウスの夕食会に招かれ、メイヤー氏も同席した。
席上、ブッシュ氏がフセイン前大統領を追い落とすためことに支持を求めたのに
対し、ブレア氏は「対テロ戦争の最初の目標であるアフガニスタンから注意をそらす
べきではない」と助言。ブッシュ氏は「わかったトニー。最初はアフガンだ。だがその後はイラクをやらなければならない。イラク体制の変更はすでに米国の政策だ」と語った。これに対してブレア氏は抗弁しなかった、とメイヤー氏が証言したという。
(朝日新聞 夕刊 2004. 4月5日)