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「3.11首謀者が爆死」(死人に口無し)、「仏警察、ETA兵器工場発見」、4日のエル・パイスより
エル・パイス紙(4月4日)の記事から
イラクのナジャフでのデモ隊殺害事件に関しては、先にお知らせしたとおりで、その後、記事内容の変化はありません。
少なくとも24名が死亡?米軍アパッチが最初に発砲(スペイン各紙)
http://www.asyura2.com/0403/war50/msg/483.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 4 月 04 日 23:41:49:
●『3.11首謀者「エル・チュネシノ」は自爆したテロリストの中にいた』
スペイン内務相アセベスは、昨夜マドリッド近郊のレガネス市のアパートで自爆したテロリストの死体の中に、3.11列車爆破事件の首謀者として指名手配されていたチュニジア人「エル・チュネシノ」ことシャルハネ・ベン・アブデルマジッド・ファクヘットがいたことを突き止めた、と発表した。テロリストたちの死体はいずれもばらばらに吹き飛んでおり、4名分の死体が確認されたが、あともう1人いた可能性もあり、あるいは1名は爆発前に逃げた可能性も捨てていない。爆死に使われた爆発物は200個の起爆剤と10キロのダイナマイトで、3.11と先日の高速鉄道線路に仕掛けられた爆薬と同じものであった。
今までの報道のとおりに、これらの「テロリスト」の足跡を追ってみましょう。
マドリッド東方にあるチンチョンの田園地帯の中にある空家同然で放置されていた家で準備をし、3月14日に爆破事件を起こし、その後およそ1週間その家にいて、付近の住民から目撃されつつ、起爆剤や爆薬の残りや指紋や自転車など、数々の証拠を残しまくって姿を消した。その後、マドリッド南方の都市レガネスに移ってアパートを借り、そこでまた爆弾を組み立てて4月2日に高速鉄道の線路に仕掛けたが発見される。しかも今回は時限爆弾や無線式ではなく爆破用の電線付き。その前日の1日には最高法院は「エル・チュネシノ」を首謀者として特定していた。そして昨日(3日)、警察は彼らの居場所を突き止め、昼過ぎ頃から地域一体を包囲して住民を避難させた。従性が続き、夜9時に突然爆発。恐らく全員が自爆死。
まあ、北アフリカ人の「俳優」を使ってのへたくそな創作劇か、百歩譲っても周りから誘導しての「やらせ」でしょう。
これで「首謀者」が死んであとは周辺のチンピラばかりですから、どうにでも筋が作れますね。本当の首謀者は闇の中です。まさに「死人に口無し」で、警察発表のストーリーだけが「真実」として報道されていますし、これからもそうでしょう。被害者は3.11で殺されたり負傷した人々、昨日の爆破事件で家を失った人々、そして今後非常に冷たい目で見られスペイン社会から遠ざけられるかもしれないイスラム教徒たちです。
●『フランス警察、ETAの「兵器工場」と発見、2名を逮捕』
フランス警察は、南フランスのバスク民族地区で、ETAの「非常に重要な」爆発物工場を発見して2名を逮捕した、と発表した。
去る2日にはETAのナンバー2で「軍事部門」の首脳フェリックス・イグナシオ・エスパルサ・ルリが逮捕されたばかりなのですが、同じ日に起こったスペイン高速鉄道「爆破未遂事件」といい、昨日の「自爆事件」といい、実に見事なタイミングですね。臭い演出です。ETAの中にはスペインとフランスの諜報機関員が入り込んで操っていることは、今年1月のカタルーニャ左翼共和党党首とETA首脳との「秘密会談」事件でもう見え見えになっているのですが、ETAといい「アルカイダ」といい、実にいろんな「出し汁」を使ってくれます。
こういった「事件」は、日本も含む他の国々でこれから起こることかもしれません。どうかよく印象に残しておいてください。