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「米国系軍需産業、総選挙後にドサクサの荒稼ぎ」、その他のニュース
4月2日付エル・パイス紙からです。
●『国防相、総選挙後に40億ユーロを超える兵器を受注契約』
国民党政府国防相ロドリゴ・トリーリョは、14日の総選挙後に41億7千6百万ユーロ(約5400億円)もの、潜水艦や戦車などの兵器を受注していた。受注の相手はサンタ・バルバラ社(元は国営企業だったのだが現在はアメリカのジェネラル・ダイナミクス社の所有になっている)である。国防相によると、これは3月5日と12日にすでに合意ができていたもので、トリーリョは次期国防相が内定しているホセ・ボノ(社労党)に「これは法的な義務である」と説明した。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?d_date=20040402&xref=20040402elpepinac_21&type=Tes&anchor=elpporesp
トリーリョという奴はまさに「後を濁しまくって発つ鳥」です。ツケだけを残して辞めやがった。そしてジェネラル・ダイナミクスとしてはドサクサまぎれに荒稼ぎをしたことになり、何ともかんとも、です。ところで、このジェネラル・ダイナミクスという米国の会社についてですが、ご存知の方がおられたら教えてください。
●『サラゴサでマスコミに宛てた3通の手紙爆弾を不発処理』
サラゴサ(アラゴン州)の郵政局で、マスコミ機関(新聞'La Razón'、テレビ局 Antena 3、ラジオ局 la Cope en Madrid)に宛てた3通の手紙爆弾が発見され、警察によって不発処理された。爆発物はVHSビデオカセットの中に詰められていた。前歴から見てアナーキストグループによるものと思われる。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?d_date=&xref=20040402elpepinac_27&type=Tes&anchor=elpporesp
いやでも「テロへの恐怖」を掻き立てられるような事件です。9・11の後の「炭素菌バラマキ事件」に何となく似ている?
『デル・オルモ判事、最近の4名の逮捕者のうち3名を保釈』
大法院フアン・デル・オルモ判事は、3.11事件に関連して今週月曜日に逮捕された4名の容疑者のうち3名を保釈した。今までの逮捕者は24名でうち14名が収監されている。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?d_date=20040402&xref=20040402elpepunac_4&type=Tes&anchor=elpporesp
加えて、『判事は1名のチュニジア人を首謀者として認定した』という記事で、チュニジア生まれSerhane Ben Abdelmajid Farkhetが今回の事件の首謀者の一人であると認定して指名手配した、とあります。彼は2003年に「ジハードの一環としてマドリッドで『暴力的行為』を計画した」と書いてありますが、それが具体的に何か、は述べられていません。また今までに国家警察当局は数百名規模の「イスラムテロリスト」の組織がスペイン国内にある、と発表しています。また彼らに「協力した」かどで(爆薬窃盗の手引きをした)2名のスペイン人も逮捕されていますので、「テロへの恐怖」を利用した民間の一般人による「監視体制」を強めさせるねらいが出ているのでしょう。