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Re: 「“民主”の気まずさ」『大陸の風−現地メディアに見る中国
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投稿者 嫌中厨 日時 2004 年 4 月 02 日 14:54:42:tZ4sYXYmA256E
 

(回答先: 中国マスコミスキャン〜ODAが減って報道が増えた 投稿者 嫌中厨 日時 2004 年 4 月 02 日 14:48:34)


■ 『大陸の風−現地メディアに見る中国社会』 第16回
   「“民主”の気まずさ」

  □ ふるまいよしこ :香港在住・フリーランスライター

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 ■ 『大陸の風−現地メディアに見る中国社会』           第16回
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「“民主”の気まずさ」

 3月中旬、北京は政府の条例どおりに集中暖房が止まり、春を迎える準備が始まっ
た。寒さの厳しい冬の間、枯葉色一色だった街路樹や道端の草が緑を吹き返すのを見
ると、気持ちはうきうきしてくる。そうするうちに北京名物、春一番「沙塵暴」、黄
沙の嵐が吹き始めた。昨年は春になっても黄沙の発生地、内蒙古に雪が降ったため、
黄沙は少なかったが、今年も昨年ほどではないにせよ、それほどひどいものは吹かな
いだろうと黄沙予報は告げている。

 黄沙といえば、中国にはこういう戯言歌がある。

「北京人が風と砂ぼこりの多さを誇れば、内蒙古人が笑う。
 内蒙古人が面積の広さを誇れば、新彊人が笑う。
 新彊人が民族の多さを誇れば、雲南人が笑う。
 雲南人が標高の高さを誇れば、チベット人が笑う。
 チベット人が文化財の多さを誇れば、陝西人が笑う。
 陝西人が革命の早さを誇れば、江西人が笑う。
 江西人が辛いもの好きを誇れば、湖南人が笑う。
 湖南人が美人の多さを誇れば、四川人が笑う。
 四川人が胆っ玉の大きさを誇れば、東北人が笑う。
 東北人がまっすぐな性格を誇れば、山東人が笑う。
 山東人が経済の良さを誇れば、上海人が笑う。
 上海人が出稼ぎ農民の多さを誇れば、広東人が笑う。
 広東人が成金の多さを誇れば、香港人が笑う。
 香港人が妾の多さを誇れば、台湾人が笑う。
 台湾人が独立したいと言えば、中国人民がみな笑う」

 中国でよく知られている各地の「お国自慢」を集めたものだが、たわいない「お国
自慢」が後になればなるほど相手の地域の人たちを小馬鹿にしたものになる。最後の
一言を聞くと、それまで笑っていた台湾人や香港人の顔は引きつる。

 中国の人に「日本が中国を侵略した歴史を知っているか?」ときかれると、日本人
客は固まってしまう。それと同じように、中国の人に面と向かって「台湾独立」の話
題をもちかけられた台湾人は皆、表情を一瞬曇らせる。中国の人にとっては共通の関
心事でも、きかれる側にとっては一番取り挙げて欲しくない話題なのだ。

 実際には中国の人々が個人レベルで台湾の独立をどう思っているかは、非常に判断
が難しい。先日、プールの更衣室で「台湾は中国の領土なんだから、今度独立なんて
言ったら海に沈めちゃえばいいのよ」と声高に語る北京訛りのおばさんたちの井戸端
会議を耳にした。沈めちゃったら領土も何もないと思うのだが、おばさんたちはそれ
でも構わないらしい。

 また、ある美術展で茶目っ気たっぷりの芸術家が参観者たちの前に世界地図を広げ
て、「アジア以外の地域を絵の具で塗りつぶして下さい」と参加を呼びたことがあっ
た。出来上がった「作品」にはきちんとアジアの境界を示したものもあったが、ロシ
アと中国だけ残したもの、海だけ全部塗りつぶしたもの、アメリカや日本だけ塗りつ
ぶしたものと、見るからに芸術家の遊び心にたっぷりと応えた地図が何枚も出来上がっ
た。その中で特に印象的だったのは、基本的に丁寧に中国だけを囲んで残しているの
に、日本、韓国はもちろん、台湾までご丁寧に塗りつぶしていたものが何枚かあった
ことだ。お遊び半分でも「アジア=中国」という驚くべき図式もさることながら、一
般の中国人にとって台湾の存在感とは結局たかがこの程度かと、人々の潜在意識をの
ぞいたようで面白かった。

 もちろん、中国政府にとって台湾は勝手に塗りつぶせるほど「軽い」存在ではない。
実は先々週、この「大陸の風」で中国の視点を絡めて、接戦が伝えられる台湾総統選
にまつわる話題を取り上げてみようとしたのだが、いかんせん、中国国内で手に入る
台湾の実況情報は限られている。台湾関連のウェブサイトはかなりの範囲でブロック
されており、香港に暮らした経験から台湾を読み解こうとしても、結局十分な資料が
集まらず、諦めるしかなかった。

 しかし、3月20日の総統選後、連戦・宋楚瑜の国民党推薦の総統、副総統候補コ
ンビの呼びかけによって始まったデモ隊が「民主」「民意」というプラカードを掲げ
て歩いているのを連日、香港フェニックステレビを通じて見ているうちに、これが本
当に「民主」なのかと疑問に思い始めた。一般に中国よりも民主的だと思われている
台湾で、「民主」が危険にさらされているように感じられて、いてもたってもいられ
なくなったのだ。

 連宋コンビを0.228%という僅差で破った民進党の陳水扁・呂秀蓮の現職コン
ビは、戦前から台湾で暮らす「内省人」(「省」とは台湾省を指す)を基盤とする。
日本の敗戦後、「中華民国」の与党だった国民党は中国共産党との内戦に敗れて台湾
に逃げ込んだものの、依然として中国大陸への反攻、国家統一をその政治スローガン
に掲げ続けてきた。そんな国民党の独裁体制の下で50年間中国大陸と切り離されて
きた結果、国民党の圧政に反抗する内省人たちを中心に、「統一」ではなく「独立」
を目指すべきだというスタンスが生まれた。しかし、中国共産党政権はもちろん、
「台湾は日本の敗戦後、大陸とともに中国政権に返還された地域の一部であり、現中
国政府の主権が及ぶ領地の一部」と見なしているから、「台湾独立」を最終目標とす
る民進党を認めず、「国家分裂分子」と位置付けている。

 しかし、2000年の選挙で与党候補を破って民進党推薦の陳水扁氏が中華民国総
統に就任すると、中国は陳総統の叫ぶ「独立」をけん制する手段として、民進党のラ
イバルである国民党の懐柔策を始めた。陳氏が主張する「一台一中」(台湾と中国)
ではなく、国民党も中国と同じく「一中」(一つの中国)を主張しているというのが
その根拠だ。といっても、国民党の「中」は「中華民国」であって、一方の共産党の
「中」は「中華人民共和国」を指す。つまり考えようによっては、中国にとっては
「中華人民共和国」を認めない国民党の方が、「台湾と中国」の民進党よりも危険な
のではないかと思われるのだが、中国政府は相も変わらず台湾現与党の民進党を敵視
するあまり、「敵の敵は友」の立場を採っている。

 そして、4年後の今年、陳水扁政府は総統・副総統選挙日である3月20日に、同
時に二つの政策に対して普通選挙を行うことを決めた。その政策とは、「台湾人は台
湾海峡問題(=中台問題・筆者注)を平和的に解決していく。もし中国共産党(=中
国政府・筆者注)が台湾に照準を当てたミサイルを撤去せず、台湾に対する武力行使
を放棄しなければ、政府が反ミサイル設備を購入し、台湾が自己防衛能力を持つこと
を許可する」「政府が中国共産党と話し合いを展開し、中台間の平和的で安定したイ
ンタラクティブな枠組み作りを推進し、中台間における同意と人々の福利を求めてい
くことを望む」というものだった。

 もともと台湾の「独立主権」すら公式に認めていないのだから、中国政府にとって
は総統選挙はもとより、陳総統によるこれらの政策に対する一般投票実施は「国家を
分裂させる仕業」である。20日の開票後、陳呂の民進党コンビの得票数が連宋コン
ビを上回ったことは明らかになったものの、この政策に対する一般投票は過半数に至
らなかったため否決された。その状況を中国国内のメディアは総統選の結果には一切
触れず、「陳水扁当局が国家を分裂させ、両岸関係(=台湾海峡の両岸・筆者注)を
挑発し、権力を強奪しようと熱心に練った政治的策略は投票者数が総有権者数の半分
に達さなかったため、みっともなくも失敗に終わった」(新華ネット3月22日)と
いう表現で伝えている。
 
 そんなふうに中国政府が虎視眈々と選挙の動きを敵がい心を丸出しにして見ていた
ことは台湾側も知っているはずだ。そんな緊張感溢れる状況の中、支持者の前で敗北
宣言をすると思われた連宋コンビが「選挙の不正」を叫び、デモ行進を呼びかけたの
である。

 確かに、今回の選挙は下馬評では連宋コンビのリードが伝えられていた。しかし、
投票日前日に民進党支持色が濃厚な南部で遊説中だった陳呂コンビが狙撃されて負傷
し、大事には至らなかったものの、台湾のみならず、選挙の動向に注目していた全世
界を驚かせた。スペインで総選挙の結果を大きく変えたテロが起こったばかりである。
その衝撃は大きかった。

 その結果、政府が「国家安全メカニズム」なる指令を出し、軍隊、警察関係者には
投票の安全実施に向けて非常厳戒体制が命じられて、これら20万人余りといわれる
軍・警察関係者の投票が不能になった。そして僅差で負けたとされた連宋ペアは、そ
の狙撃事件、国家安全メカニズムなるものも、そして投票後の開票作業そのものも、
全て「不正」によるものだと叫び、群衆にその是正を呼びかけたのである。

 有利とされていたにもかかわらず、あまりにもドラマチックな偶発事件をきっかけ
にした思わぬ展開の結果、負けを宣言された連宋コンビの悔しさは分からないでもな
い。連宋コンビは、狙撃事件そのものが、もともと長期与党政権支持者が多い(と彼
らが主張する)軍・警察関係者の投票を阻止するために仕組まれたものだと主張して
いる。だが、さらなる脅威として、すぐ傍に台湾奪回を目指す中国政府が控えており、
これまでにも「独立」を唱える陳総統率いる政府を脅すかのように軍事力をちらつか
せてきたことを考えれば、群衆にデモを呼びかけることは正しい選択だったのだろう
か。

 そんな連宋コンビの声に応じて膨らんだ群衆が台湾総統府、そして陳氏のオフィス
ビルを取り囲む様子をテレビで見ていて、わたしはふと1989年に北京で起こった
天安門事件を連想してぞっとした。中国政府に政治改革を求めて天安門広場に座り込
んだ学生たちを中心とするグループが、同年6月4日早朝に軍隊によって蹴散らされ、
多くの死傷者・逮捕者が出た事件である。そのデモ隊は、今だに国外では民主派と呼
ばれているが、中国政府は動乱派と位置付けている。

 連宋コンビは、支持者たちを焚きつけてデモを拡大してどうしたいのだろう。「選
挙の不正の是正」を求めて群衆は「民主」「民意」を旗印にますます集まっていく。
国民党出馬の連戦氏と共同戦線を張っている宋楚瑜氏の所属する親民党の関係者は、
イギリスのファイナンシャルタイムズ記者に「今は革命を通して陳水扁政府を倒すし
かない」とまで語ったそうだ。これを聞いて、わたしには、連宋コンビがその膨れ続
ける群衆の後始末を現政府に押し付けようとしているのではないかと、感じられた。

 つまり、デモがうまくいけば集まった群衆の声に政府が屈して連想コンビ側の主張
する「投票の即時再チェック、軍隊・警察関係者の投票再手配、狙撃事件の舞台裏公
開」が認められるかもしれなかった。しかし、もしかしたら、しびれをきらした政府
が群衆の弾圧に動くかもしれない。そうなれば「民意を権力で弾圧した執政者」とい
うレッテルが陳総統率いる現政府に貼られることになる。そうすれば、民意に呼びか
けた自分は民主主義者であることが証明され、現政府は世界の非難を浴びて……とい
う算段である。

 もし、そうならば恐ろしいと思った。「民主」「民意」という言葉がこれほどまで
に簡単に利用され、利益のはかりにかけられてしまうとは。連宋コンビが一瞬たりと
もそういう思いを持たなかったとしても、結果としてそんな結末が考えられる行動を
大衆に呼びかけたことを思えば、それだけでこのコンビが当選したならば、台湾の
「民意」は今後どんなふうに利用され続けていくのか。

 26日にはとうとう中国政府からも「このまま混乱が続くようならば、黙って見て
いるわけにはいかない」という公式発表がなされ、台湾だけではなく中国を巻き込ん
だ最悪の事態へと突き進む恐れも出てきた。しかし、陳水扁政府は投票日から1週間
後の27日に行われた大集会を最終期限としてデモ隊に散開を呼びかけ、28日早朝
には警察によるデモ隊解散作業が採られた。それはデモ隊及び警察関係者の双方が情
緒の抑制に努めたために大衝突には至らず、事態の進展を見守っていた者に大きな安
堵を与えた。

 それをきっかけに、さすがに「民主」「民意」を錦の御旗にした連宋コンビ陣営に
対して疑問を呈することが出来ずにいたのだろうか、それまで息を潜めていた人々か
ら、やっと声が上がり始めた。香港の新聞『成報』では3月29日、「台湾の投票所
は学校設備を使ったもので政府機関ではない。そしてそこに詰めていた選挙立会人も
公務員ではなく、その学校の教師たちである。民進党がその教師たちを買収するのは
それほど簡単ではないはずだ」(「台湾選挙の不正工作は難しい」)と、選挙体制の
全てを「不正」と叫ぶ連宋コンビの主張を突いている。「台湾の報道の自由レベルは
非常に高く、メディアは一般的に与党を敵視しており、民進党が不正工作をしたとし
たらすぐに誰かがそれを摘発するはずではないか」と、これまで大雑把にしか伝わっ
てこなかった選挙体制の裏側が紹介されていた。

 台湾からも能仁書院関係者が、確かに狙撃事件には疑惑も多く、その結果、陳氏が
辛勝したものの、「連宋側はなぜ投票の前に、まだ開票結果が分からない時点で、陳
現政府に投票を遅らせるように申し出を行わず、20日の投票続行に賛成したのだ?」
(「連宋陣営は負けて駄々をこねるべきではない」29日)と、連宋コンビの行動に
も疑惑はあると指摘する。さらに同氏は、「台湾社会は、安定、団結、大きな和解、
双方の勝利を必要としているのか、それとも負けたうっぷんを晴らすために大騒ぎを
して、台湾社会全体の人々や工商業に一息つかせる時間を奪い取ることを必要として
いるのか」「連宋コンビを支持する外省人たちがいつ、台湾という土地を尊重し、愛
したことがあったのだと、台湾人が問い詰めるのも無理はない」と、厳しく詰め寄っ
ている。

 さらに香港のフェニックステレビでも、台湾出身の時事評論家が「台湾の民主はま
だまだ未成熟だ」(『時事開講』30日)と語り、「しかし、これをどうやって成熟
した民主に変えていくかが、台湾にとって今後の最大の課題となるだろう」とした。
いや、アジアの中でも民主化が進んだと見られていた台湾だけではなく、今回の事件
はアジアにとっても重要なきっかけになったはずだ。

 アジア諸国は中国が台湾を武力で制圧することを恐れている。特に香港は、台湾と
は双子のような立場にある。60年代から80年代、香港の主権返還が決まり、その
準備が具体化するまで、どちらも中華民族の血を引く人々が主に暮らす土地として、
そしてその本源ともいえる中国大陸とは距離を置いた立場として、映画、音楽、小説、
教育、商業、貿易などを通じた頻繁な交流が進んだ。

 その台湾に対する武力行使は、香港にとっては双子の片割れである自分も中国に立
てつくならば、いつかその照準に入れられるぞというメッセージと映る。そしてその
恐怖感は、東南アジアも持っている。東南アジア諸国にとって香港、台湾という双子
は戦後一緒に育ってきた近所の人気者ガキ大将、「兄貴分」的存在なのだ。このとこ
ろ、タイやシンガポールなどの「次男坊」たちの活躍も目立ってきたが、東南アジア
「横町」のガキんちょたちにとっては大きくなっても「兄貴分」は「兄貴分」であり、
この緊密感はたぶん、ガキんちょたちが年老いておじいちゃんになったとしてもそう
簡単に崩れることはない。

 つまり、改革開放でその仲間入りを果たした中国が台湾を武力で制圧することにな
れば、彼らの「幼馴染」である東南アジア諸国が中国に対する警戒感と反感を高める
ことは間違いない。彼らが束となって「中国くん」という図体の大きな新参者のガキ
んちょ一人に対抗する力を持つかどうかは別として、「中国くん」は間違いなく村八
分にされてしまうだろう。そして、「中国くん」は「台湾くん」のことは嫌いだが、
他の遊び相手すらいなくなってしまうかもしれないことを敏感に感じ取っているから
こそ、このところ「台湾くん」に「おれに逆らうと殴るぞ」と脅しをかけるのをちょっ
と控えているというところだ。

 しかし、「中国くん」はこのままおとなしく事態の動きを見守るつもりはないらし
い。というのも、このところ「香港くん」の周囲がざわめいているからだ。

 3月27日に中国政府は、香港の憲法ともいうべき『香港基本法』条文の最終解釈
を4月に中国政府の政策決定機関である人民代表大会常務委員会で行うことを発表し
た。これは民主派が呼びかけている「香港特別区行政長官と立法会議員」の全面的な
直接選挙化に向けた体制改革を阻止するためであることをはっきりと言明し、さらに
その発言の中でこれら民主派を「反対派」と呼んだ。これは、香港の高度な住民自治
を期待している香港人にショックを与えた。

 もともと香港の民主派は中国中央政府に対する「自治の獲得」を最大目標に据えて
いることから、台湾の民進党の「住民自治」に同情を寄せている。昨年末から、そん
な香港民主派と台湾民進党の交流が中国当局の槍玉に挙げられて、「香港の自治に関
わる者はまず愛国者でなければならない」という発言まで飛び交った。

 ならば「愛国者」とはなんなのか? 現中国政府の言いなりになることが「愛国者」
なのか? 香港ではそんな議論が続いている。そんな中、今回の台湾の出来事は「民
主」「民意」のあり方についての再考をアジア諸国に投げかけたことになるだろう。
その答は最初に台湾が探っていかなければならないはずだ。混乱は多少続くのかもし
れないが、事態をまずは平和裏に解決できたことで台湾は一つステップを乗り越えた。
アジアの「兄貴分」の今後の展開が楽しみだ。

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ふるまいよしこ
フリーランスライター。北九州大学外国語学部中国学科卒。1987年から香港在住。
近年は香港と北京を往復しつつ、文化、芸術、庶民生活などの角度から浮かび上がる
中国社会の側面をリポートしている。著書に『香港玉手箱』(石風社)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883440397/jmm05-22
個人サイト:http://members.goo.ne.jp/home/wanzee
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