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(回答先: Re: 反米は、スペインの首脳陣も? 投稿者 はまち 日時 2004 年 4 月 01 日 08:30:46)
はまちさん、レスありがとうございます。
スペイン国民の反米意識は1989年のキューバでのメイン号事件以来のもので、特に新しいものでもありません。またサパテロが属する社会労働者党は特に反米というわけではなく、幹部で元首相のゴンサレスにしてもアメリカからはむしろ好まれていたようです。概してヨーロッパの首脳たちの「反米」は、言われるほどには強いものでも無いと思います。
新聞にしても、例えば私が引用したエル・パイスの記事でも隅っこに載っている程度で、特に反米をあおっている、といえるものではないでしょう。
ただ、スペイン国民には相当に反米意識の強い人が多く、特にカタルーニャには顕著です。これにはバルセロナ観光に来るアメリカ人たちの横柄な態度に頭に来ている人が多いせいもあります。
ただ、スペインの観光地で最も評判の悪い外国人はイギリス人で、けちなくせにスペイン人を見下す態度をあらわにし、カナリア諸島などでは夜の浜辺を乱交パーティーの場にしてしまうため、地元ではすこぶる評判が悪いようです。
日本人に対しては概して好意的で、これは金払いが良い(というか、ふっかけられても文句も言わずに大金を払ってくれる)こともありますが、一般的に礼儀正しいことが影響しています。日本人と並んで評判が良いのはドイツ人だということです。
まあ、外国に対する感覚はさまざまです。ではまた。