現在地 HOME > 掲示板 > 戦争50 > 243.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が昨年から改革や開放を試みる動きを見せており、核問題を根本的に解決しようとする意志もあるように判断されると、潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官が30日述べた。
中国を訪問している潘長官は同日、北京駐在の韓国特派員との懇談会で、前日の李肇星・中国外相との会談内容を伝えながらこのように述べ、「北朝鮮がCVID(完全で検証可能かつ逆行不可能な)方式に基づき、核問題を根本的に解決しようとする意向を示唆したと考えられる」とした。
潘長官はしかし、「まだ核凍結の範囲などについては合意に至っておらず、近く作業部会と今年6月前に6カ国協議本会談を開くなどして外交的努力を行うことで中国側と合意した」とした。
また、「李外相は私に今月23〜25日の訪朝結果について説明し、『北朝鮮は核凍結に対する補償を求めながらも、3回目の6カ国協議や作業部会に参加する意向を示唆した』と話した」とした。また、李外相が「訪朝の際、北朝鮮の某高官から『北朝鮮の経済状況が厳しく、北朝鮮を開放するため努力している』という話を聞いた」としたと、潘長官は伝えた。
潘長官は「北朝鮮は核凍結に相応する措置、すなわちエネルギーを含む経済支援に高い関心があると聞いている」とし、「韓中両国は北朝鮮が自ら変化しようとしている姿に重要な意味があると評価している」とした。
また、「北朝鮮が2002年7月1日経済管理改善措置を施行し、開城(ケソン)工業団地の建設や、新義州(シンイジュ)と金剛(クムガン)山の特区指定を進める一方、ベトナムや中国などに代表団を派遣したことなどから、(北朝鮮に)対外開放の意志があるというのは共通した認識」とした。
続いて、北朝鮮核の凍結と関連、「『核凍結だけだと1994年の米朝枠組み合意よりむしろ後退することになるため、核凍結プラス・アルファが必要』という韓国の立場を中国側に明確に示した」とし、「北朝鮮が核を放棄する場合、安全保障を提供する意向があるという米国の立場も伝えた」とした。
北京=呂始東(ヨ・シドン)特派員 sdyeo@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/30/20040330000061.html