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(回答先: オマル師、米軍空爆で重傷---4名のボディーガードは死亡 投稿者 2001 日時 2004 年 3 月 29 日 21:05:51)
アフガニスタンの国営カブールテレビは29日夜、米政府系ラジオ・リバティの報道として、旧政権タリバンの最高指導者オマル師が米軍の空爆で重傷を負い、治療を受けていると伝えた。空爆の時期や、けがの詳しい程度は報じていない。
アフガニスタンの駐留米軍は「カブールテレビは見たが、情報は一切持ち合わせていない」としており、報道が事実かどうかは確認されていない。
同テレビによると、ラジオ・リバティは、オマル師の治療に当たった医師の話として報道。南部ザブール州で空爆に遭ったとしている。
駐留米軍は今月初めから、タリバンや国際テロ組織アルカイダの掃討作戦を強化しており、この間の空爆に遭った可能性もある。
ザブール州はパキスタンとの国境に接し、タリバンの拠点だったカンダハルに近い。昨年もオマル師が同州に潜伏している可能性があるとの報道が流れた。
オマル師は1994年に神学生でつくる政治勢力タリバンを結成。その後、国土の大半を実効支配したが、2001年12月、米軍などの攻撃を受けカンダハルを明け渡して以降、行方が分かっていない。
緊密な関係を保っていたアルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン氏と同様にパキスタン国境付近に潜んでいるとみられているが、メディアに顔を出す機会がほとんどなかったため、ビンラディン氏以上に捜索は困難との見方が強い。(共同)
[毎日新聞3月30日] ( 2004-03-30-13:35 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040330k0000e030003001c.html