現在地 HOME > 掲示板 > 戦争50 > 219.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 陳水扁総統「銃撃」事件、米専門家らが調査 [読売新聞]【よけいにややこしくなる】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 30 日 01:48:30)
【台北・飯田和郎】台湾総統選挙で敗れた野党連合の正副総統候補、連戦・国民党主席と宋楚瑜・親民党主席は29日深夜、台湾高等法院(高裁)に対し、陳水扁総統と呂秀蓮副総統を相手取り、当選無効を求める訴訟を起こした。陳総統と呂副総統はすでに訴訟への同意書を送付し、司法による票の再集計を求める考えを表明している。
これにより今週中にも再集計が実施される可能性も出てきた。だが、訴状では、投票前日に発生した正副総統を狙った銃撃事件を「でっち上げ」と初めて明確に決めつけており、与野党の対立がさらに深刻化するのは避けられない情勢だ。
野党側の発表によると、2人の当選無効を求める理由として(1)無効票が前回総統選の3倍もあり、有効票の認定に不公平があった(2)銃撃事件への対応で軍・警察機関の公務員が投票できず、選挙権の行使を妨害した――などを挙げ、司法の権限で有効・無効票などの全面的な再点検と、銃撃事件の証拠の保全を要求している。
野党側は正副総統の当選を公告した中央選管を相手取り「選挙無効」の同時提訴を計画していた。だが、「選挙無効」の訴訟で勝つのは難しいと判断し、当選無効訴訟を優先した模様だ。
一方、混乱収拾のため陳総統と連主席、宋主席の与野党トップ会談実現に向けた事前協議が29日、開かれた。総統府と2野党の3人の秘書長が出席したが、トップ会談の日時など具体的合意には至らなかった。
野党の2秘書長は銃撃事件の真相解明のため、超法規的な行政措置が可能な総統権限の「緊急命令」発動を要求したが、邱義仁・総統府秘書長は「発動する根拠がない」と突っぱねた。
また、野党側は立法院で特別法を成立させ、事件解明などを目的にした調査委員会を設置すべきだと提案。邱氏は「検討する」と述べ、柔軟な姿勢も示した。
[毎日新聞3月30日] ( 2004-03-30-01:04 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040330k0000m030124000c.html