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(回答先: マドリード３・１１は民主制を利用した「合法的クーデタ」 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 27 日 15:29:22)
選挙にいたるまでの過程を洗い直してまとめ直さなければ
あっしらさん、こんにちは。
私の揺れ動いていた視点も、次第にあっしらさんやＨＡＡＲＰさんがおっしゃっているような方向に向かって落ち着きつつあります。アスナールと国民党の幹部にも「何が起こったのか」は今はもう分かっている様子で哀れなほど憔悴しきっています。
こうやって見ると、内務相アセベス、広報官サプラナが１８日に「中央情報局（CNI）の資料を公開」して「CNIからはETAの情報しか受け取らなかった」という誰が見てもミエミエの嘘を発表したのは、この「クーデター」に関与したCNIへの面当てだったのかもしれません。
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http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/763.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 3 月 19 日 21:38:52
スペイン政府、ＣＮＩ資料「公開」：「政府が嘘つき」か「スパイが無能」か？いずれにせよ究極の恥！
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確かに今回のような「合法的クーデター」は今後の世界中のどこででも起こされ得ることで、その警告を発するためにも、「誰が何のために」は今ひとつ明確ではありませんが、世界情勢の変化の中での今回の３・１４スペイン総選挙までに至る経過を洗いなおしてきちんとまとめ直す作業に早急にかからねば、と思っています。
また、ほとんど期待していませんが、ひょっとすると国民党の幹部の誰かの口からポロリと何かがこぼれ落ちるかもしれませんので、注意深く情報を集めておきます。またそれが外国の情報の方に漏れるかもしれませんので、阿修羅投稿の皆さんも心に留めておいてください。スペイン人の性格としてコントロールが効かなくなる瞬間が出てくるかもしれませんから。
いずれにせよ、思いもかけず２１世紀の世界的な大変化の一つがスペインから始まってしまったわけで、「これはエライ所に住んでしまったな」と冷や汗をかいています。たまたま住み着いてしまったのは私の運命だから、とことんまで付き合ってみます。
ところでスペイン内ですが、エル・パイス、エル・ペリオディコはじめ大手の新聞やテレビは、３月１１日を境に、「ＥＴＡ、ＥＴＡ、・・・」の連呼から見事に「アルカイダ、アルカイダ・・・」の大合唱に変化しています。特にエル・パイスは１１日当日の速報では「ＥＴＡ」と断定していたわけで、それに対する何らの釈明もなく、見事な変身ぶりです。
一方、スペインにも主にアナーキスト系・旧急進左派系・環境主義者系が主催する「反戦団体」「平和団体」などの「反体制団体」とそのホームページがあるのですが、３．１１の分析や３．１４総選挙の意味などについては、どこもまともな論説を出していません。ほとんど沈黙といってよい状態で、これが意図的なものか、あるいは本当にわけがわからずに何も書けない状態なのか、区別はつきません。また、日本の「２チャンネル」にあたるようなサイトはいくつかあるのですが、どう見ても知的レベルの高いものではありません。阿修羅のようなハイレベルな場があれば私も投稿しようかとは思っているのですが、残念ながら見当たらないようです。
日本とは異なり、この国では、フランコ時代の徹底した反共・カトリック教育と、インターネットによる情報化が遅れてしまったことで、あふれるような情熱と文学的な才能とは裏腹に、情報の幅広さと分析の方法論・分析的思考方法の欠如が目立っているようです。これでは結局権力とマスコミのいい餌食になるだけでしょう。
もっとも大多数の一般民衆は普段は政治にほとんど関心を持たず、新聞でも政治欄は見出しだけ見て読み飛ばし、芸能欄とスポーツ欄に目を凝らす、と言った傾向が強いように思われます。その意味では情報操作を受けやすいのかもしれませんが、ただ根本的には「自分の感覚」だけで動き『頭の上』から響く声を信用していませんから、一つ間違うと操作の意図とは別方向に走っていく可能性はあります。スペイン国民には、「テロの恐怖」はもちろんＥＴＡによって長期間にわたって植え付けられてきたわけですが、今回の「テロ」で「アルカイダ」が植え付けられてしまうのか、あるいはマスコミと政治方針の急転換に「？？？」という感覚を持ち、じっと疑い深い目で『上の態度』を見守るのか、この点も注意深く見つめておきます。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。