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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040409AT3K0902909042004.html
【バグダッド9日共同】フセイン旧政権崩壊から1周年を迎えながら、再び戦闘地域が拡大しているイラクで駐留連合軍は9日、イスラム教スンニ、シーア両派武装組織と激戦を展開、いったん統制を失った中部クートを奪還した。
8日から9日にかけては中部ファルージャなどで戦闘があり、中部のシーア派聖地カルバラではイラク人ら21人が死亡。米軍側は7日から8日にかけて新たに兵士6人の死亡が確認されたと発表した。
AP通信によると、週初めの4日から9日までのイラク全土での米兵死者数は40人。イラク人の死者は460人以上で、双方の死者は500人を超えた。
中部ファルージャからの報道では、米軍は9日、ファルージャ市民に退避を呼び掛け、市民が市外に避難。米軍はスンニ派武装組織に大規模攻撃を加える構えだ。米軍は8日、モスク(イスラム教礼拝所)に立てこもって銃撃する反米武装勢力に対し、イラク戦争時同様、戦車やAC130攻撃機などを投入して攻撃した。 (19:09)