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(回答先: ブッシュ大統領、4月に中東3カ国首脳を招き個別会談(朝日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 27 日 16:56:43)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040327k0000e030050000c.html
【ワシントン中島哲夫】マクレラン米大統領報道官は26日、ブッシュ大統領がシャロン・イスラエル首相と4月14日にワシントンで会談すると発表した。大統領はこの前後に、エジプトのムバラク大統領、ヨルダンのアブドラ国王とも会談する。イスラエル軍がパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの精神的指導者ヤシン師を暗殺し、混迷が深まるばかりの中東情勢に、打開の道を開けるかどうかが最大の焦点になる。
ブッシュ大統領は来週にも米政府代表団を中東に派遣したい意向を表明している。これを受けた3首脳との一連の会談は、まず4月12日、ムバラク大統領をテキサス州クロフォードにあるブッシュ大統領の私邸兼牧場に迎え、シャロン首相に続いてアブドラ国王とは同21日、ホワイトハウスで会談する。
シャロン首相との会談では、イスラエルのガザ地区からの撤退問題が核心議題になるものとみられる。首相は既にユダヤ人入植者の引き揚げなどの構想を米側に伝えたとされ、ブッシュ政権はライス大統領補佐官(国家安全保障担当)が「新たな好機」と評価するなど好感している。
ブッシュ大統領が提唱した新和平案「ロードマップ」は、イラク情勢への対応で余裕のない米政府がパレスチナ、イスラエルの流血の対立を抑制できないために、事実上ストップしている。しかしシャロン首相の新構想が代替案になれるかについては、米国内でも疑問の声が高い。
[毎日新聞3月27日] ( 2004-03-27-14:17 )