現在地 HOME > 掲示板 > 戦争49 > 940.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
911直後イラク攻撃への圧力暴露で益々輝きを増す拙著『911事件の真相と背景』
以下、第3章の一部抜粋。
------------------------------------------------------------
イラク問題の作家は、「あれは国家規模の組織でないとできない作戦だから、山の中に隠れているビンラディンにできるはずがない、イラクがやった可能性が高い」と強力に主張していた。
------------------------------------------------------------
●日本国内向けの米軍放送「傍受」による「初動捜査」の成果続々
私は、「はしがき」にも記したように、9・11事件発生直後から、この事件の真相解明は、拙著『湾岸報道に偽りあり』の延長線上の「自分の仕事」と思い定め、まずは私なりの可能な限りの定石通りの「初動捜査」を開始した。
その内の最も重要で、しかも、日本の大手メディア報道ではまったく出てこない「現地情報」の源は、湾岸戦争以来続けている日本国内向けの米軍放送「傍受」であった。
「傍受」はもとより大袈裟な表現だが、自宅で簡単に聞けて録音もできる。米軍放送は今、全世界の衛星放送網になっている。事件直後から1週間ほどは、音楽番組もアメリカ人が三度の飯よりも好きな冗談番組も「自粛」していた。ほとんどの番組が9・11関係になってしまった。私は、それを時間の許す限り聞きながら録音し、重要な部分は録音を何度も聞き直して英文に起こし、一部は日本語に訳して電網に発信した。米軍放送には、アメリカの各種のラディオ放送が入ってくるので、どちらかと言うと体制派的な大手系列から、どちらかというと体制に批判的な公共放送ラディオ網の加盟各局の独自ルポまで聞くことができる。この独自ルポには、時折、自主規制の網にかからない面白い情報が入ってくる。全体として、アメリカのおおよそのメディア状況を比較しながら知る上での指針となる。
これらの「傍受」情報の中には、いくつかの極めて重要で、しかも日本国内ではまったく報道されていない情報があった。
直後の公共放送ラディオの加盟各局独自ルポでは、インタビューに応じた元CIA要員とイラク問題の作家が、異口同音、「ビンラディンには、あんなに洗練された工作を行う実力と資金、組織はない」という主旨のことを、確信に満ちた口調で語っていた。元CIA要員は、アフガン工作に同時期に参加していたので、ビンラディンをよく知っており、軽く、「そんなに大した戦士(warrior)ではない」と言い放った。イラク問題の作家は、「あれは国家規模の組織でないとできない作戦だから、山の中に隠れているビンラディンにできるはずがない、イラクがやった可能性が高い」と強力に主張していた。
------------------------------------------------------------
もともと、大ユダヤ主義の連中の狂信が、イスラエルとアメリカを動かしているのだから、私は、事件以前から、彼らの動きを察知していたのである。
しかし、こういう細部の情報を収集し、分析を続けるのが、一番大事なことなのである。