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連合軍がイラク人に積極的テロ行為を働いた、とジョン・ピルガーは書く。
一年前の今日始まったイラク侵攻。それは「嘘で組織された」とスペインの新首相は言う。誰かこれを疑う人はいるだろうか?
しかしながら、これらの暴かれた嘘は、オーストラリアにおいてはまだ嘘だと気づかれていない。いつもいつも、この犯罪者達は、正当な理由のない不法な攻撃を不明瞭にするのに余念がなく、少なくとも一万人の民間人を含む五万五千人を殺し、毎月千人もの子供達をクラスター爆弾で死傷させている。それは、イラクの町や都市にウラニウムを撒き散らし、米英兵士達は汚染を恐れて子供達が遊んでいるところへ行かない様に警告されている。
マドリッドでの残虐行為とこれらの殺戮行為を比較してみるといい。テロ行為は恐ろしいが、アメリカ主導の「連合軍」のテロリズムと比較すると、それは小さいものだ。そう、テロリズム。それは「我々の」政府の行為を指し示すとき、なんて奇妙に感じることだろう。したがって、我々西側の人々は、第三世界独裁者(その殆どは西洋帝国主義の産物だ)による悪行に晒されたと、我々の名の下に犯された巨大な犯罪行為に対する感覚を全て失ってしまったのだ。
これはレトリックではない。1946年、ニュールンベルクでドイツ指導者を裁いた裁判官が、主権国の正当な理由がない侵入を「究極の国際戦争犯罪」と呼んだ。その原理は、ブッシュ、ブレアおよびハワードが嘘の連祷で彼らの行為を覆い隠し、ズタズタに引き裂くまで、半世紀以上国際法の指針となった。
昨年2月4日、ジョン・ハワードによる1時間弱のスピーチでは、サダム・フセインによってもたらされた「脅威」に30回以上言及した。彼は信頼できる詳細として、イラクによる「無傷な(だった)化学・生物兵器製造所」と「大規模プログラム」を提出した。だが、これはすべて誤りだったのだ。
レイ・マクガバン(CIA最上級アナリストで、ジョージ・ブッシュ・シニアの個人的友人)は、私に伝えた:「それは95パーセント見せ掛けだったんだよ。そしてブッシュとブレアとハワードはすべて知っていたのさ。」
『本当の危険は猛威を振るう超大国が次に標的としている所だ:朝鮮、シリア、イランを警戒せよ。中国もだ。』
イラクでの現在の殺戮に対する真実をみよ、そして先制攻撃による故意の破壊行為に対する真実を。 それらはオーストラリアではかろうじて報道されただけなのだ。
(中略)
米国と異なり、英国とオーストラリアはICC(国際刑事裁判所)への署名国だ。時勢は変わりつつある;ワシントンに操られた第三世界独裁者の見せしめ裁判Washington-manipulated show trialsは、世界共通の正義universal justiceへの展望に取って変わってしまった。それがどんなに儚くみえようとも。
波止場は、遠い国々へテロリズムを運び込む西洋人達を待ち受ける。そして我々自身の顔に逆流するのを見つめている。アル−カイダのように逃げだすことは許されないのだ。
http://theage.com.au/articles/2004/03/19/1079199419302.html
「時が熱狂と偏見をやわらげた暁には、また理性が廃墟からその仮面を剥ぎとった暁には、そのときこそ、正義の女神はその秤を平衡に保ちながら、過去の賞罰の多くにその所を変えることを要求するであろう。」
“When time shall have softened passion and prejudice, when Reason shall have stripped the mask from misrepresentation, then justice, holding evenly her scales, will require much of past censure and praise to change places.”
Dr. Radha Binod Pal