現在地 HOME > 掲示板 > 戦争49 > 851.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 「石油・食糧交換計画」残額すべて没収した米国が背後に? 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 3 月 21 日 13:12:57)
木村さん、どうもです。
国連職員の汚職疑惑で浮かび上がってきた「石油・食糧交換計画」疑惑は、まじめに掘り出せば“底なし沼”とも言える悪行の数々が晒されることになる一大スキャンダルだと思っています。
「石油・食糧交換計画」の“公的”な余剰金や一部のフセイン隠し資産は、米国が没収し、おそらくイラク支配の資金として使われることになると推測しています。ですから、この部分のお金は問題にならないはずです。
問題は、経済制裁を振りかざしていた米国の企業が、良質の原油を「石油・食糧交換計画」に基づき安価に手に入れて膨大な利益を上げていたのですから、その利益配分が政治的に行われていたことです。(米国の原油輸入量の20%以上をイラク産が占めていたほどです)
逆方向の食糧の調達でも膨大な利益が発生したはずですから、その利益配分も同じ問題を孕んでいます。
いきさつと権限から言って、ブッシュ一族を含むブッシュ派・フセイン一族を含むフセイン派そして建前として「石油・食糧交換計画」を管理する立場にあった国連高級幹部に利益の一部が流れたことは間違いないとみています。
「石油・食糧交換計画」疑惑を暴けば、間違いなく、ブッシュ−フセインの腐れ縁(お仲間)が白日のもとに晒されることになります。
この問題を一部国連高級幹部の汚職でとどめてしまうのか、全容を暴き出し、湾岸戦争後の腐れ切った“国際関係”(支配層の対立を装った“協調”とそのために被った一般人の犠牲)を世界に晒すかの岐路にあると思っています。