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17代総選挙が行われる今年4月15日にチェイニー米副大統領が訪韓すると報じられた19日、政府関係者はこれに対する政治的解釈に神経を尖らせている。
政府関係者は数回にわたって「チェイニー副大統領の訪韓は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に対する弾劾案の可決前から進められていた」と強調した。また、米国が中国、日本、韓国の3カ国歴訪日程を調整する過程で訪韓日程を来月15日に決めたとしている。駐韓米大使館の説明も同じだ。
しかし、憲法裁判所の弾劾案処理が今年4月15日前まで進められない場合、チェイニー副大統領の盧大統領への表敬訪問ができなくなる可能性があるという問題がある。韓国政府は「弾劾案の可決直後、米側にこのような事情を説明し『それでも訪韓を希望するか』と聞いたところ、米側は『構わない』と答えた」とした。
しかし、もうひとつの問題がある。弾劾事態が起きなかったなら、チェイニー副大統領は盧大統領を表敬訪問して両国の懸案問題について意見を交わし、高建(コ・ゴン)首相とは平常通りカウンターパートとして昼食会だけ行う予定だった。
しかし、盧大統領への表敬訪問が実現しない可能性が高くなったことから、大統領権限を代行している高首相がチェイニー副大統領と昼食を兼ねた会談に臨まなければならない。政府は、高首相がチェイニー副大統領と何について話をし、会談場でどう行動すべきかなどに関する具体的な儀典問題についても苦心している。
チェイニー副大統領の訪韓は、彼が国防長官を務めていた1990年2月14日、4日間の日程で韓国を訪れたのに続き、今回が2回目となる。チェイニー副大統領は今回の訪韓を通じ、1990年代に比べ韓米同盟関係における葛藤要因が増えた今のソウルを訪れ、ソウル現地の意見を聞きたがっていると伝えられた。
米側はまた、チェイニー副大統領が中国や日本など東アジア歴訪からソウルを除外する場合、韓米双方に誤解を招く恐れがあることも考慮したと伝えられた。
しかし、一部には「チェイニー副大統領が、盧大統領に比べ韓米同盟の重要性を強調してきた高首相との会談を重視し、弾劾政局にもかかわらず予定通り訪韓する可能性もある」という見方もある。
李河遠(イ・ハウォン)記者 may2@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/19/20040319000084.html