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昨日発行の「日刊ゲンダイ3・19」の9面に掲載されている「大新聞・TVが伝えない「泥沼イラク」の真相 <9> 浜田 和幸」より:
見出し:「スペインのテロはイラク戦争だけが原因じゃない」
「ブッシュ一族と利権山分けで仲間割れ」
記事内容:
「 間もなくイラク開戦1周年にあたる3月20日になる。先日起こったスペイン・マドリードでの列車爆破テロは、あの「9・11テロ」から数えてちょうど911日目の犯行であった。「アルカイダが仕組んだもの」とすれば、周到に計画されたということになる。では、開戦1周年には何が起こるだろうか。その答えを知る前に、なぜマドリードが襲われたのかを考えておく必要がある。
アメリカの諜報機関は、スペインがアルカイダの標的となっていることは早くから知っていた。というのも、スペインには「ブッシュのイラク戦争を最も熱心に支援していた」こととは別に、狙われる理由があったからである。しかし、それはブッシュ一族にとって、絶対に世間に知られてはいけない秘密にかかわることであった。
秘密のベールを剥がすカギは、隣国のポルトガルが握っていた。リスボンの国会と情報機関は、これまでスペインにおけるブッシュとフセインの隠された共同ビジネスを監視してきたからである。
その調査報告によれば、これまでブッシュ一族はイベリア半島を舞台にイラク、イランへの武器売買ビジネスを展開してきたという。
ことの始まりは、イランで起こった1979年から80年にかけてのアメリカ大使館人質事件であった。当時、カーター大統領の対抗馬だったレーガンは、ブッシュの父・ブッシュ元大統領を名代に、「52人の人質解放は、大統領選挙に勝利してから自分の手柄として実現したい」という密約をイラン政府と交わしていた。
米国の共和党の思惑通り、人質問題を解決できなかったカーターは再選を阻まれ、レーガン政権が誕生。この時の密約の見返りとして、アメリカは大量の武器をイランに提供し、その対抗上、イラクもアメリカから武器を買うことになった。要は、パパ・ブッシュはCIA長官やレーガン政権副大統領という立場を利用して、ひそかにスペイン経由でこれらの国々に武器を売りさばき、手数料をマドリードに蓄えたというわけだ。
本来、これらの資金はブッシュ一族とイラク、イランの独裁政権の間で山分けされる手はずになっていたが、ブッシュ親子はいくつもの戦争を仕掛けることによって、“密約”を反故にし、儲けを独り占めしようとした。マドリードのテロはそうした契約不履行に対するアラブ側からの警告なのである。 (つづく)」
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★ 3・11が「ブッシュ一族と利権山分けで仲間割れ」したことで契約不履行に対するアラブ側からの警告なのである」という浜田和幸氏の解釈には与しない。
あのテロがブッシュ一族への警告になるとは言えず、ブッシュ政権にとっては、「イスラム=テロの脅威」が世界にさらに浸透する願ってもないものでしかない。
「イスラム=テロ」という“誤った”意識をさらに固くする以外に目的があったとは思えない、3・11マドリード列車爆破テロに関する見方は機会を見てまとまめてみたいと思っているが、とりあえず、次の書き込みを参照していただきたい。
『ほんとうに「ザマミロ!」かどうかで呻吟しています』
( http://www.asyura2.com/0403/bd34/msg/372.html )
★ 浜田和幸氏のフセイン“お仲間説”関連論考
『「泥沼イラク」の真相:赤十字担当者が会ったフセインは精神障害の影武者? ― 獄中で発狂・病死させる筋書き ― [日刊ゲンダイ3・9:浜田和幸氏]』
( http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/181.html )
『米軍が流すフセインがん説の陰謀:ブッシュとフセインはコインの表と裏/WMD“証拠”陰謀 [日刊ゲンダイ3・12]』
( http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/314.html )