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件 名 : 2004.03.18 アラブ法律家連合、占領軍のイラク撤退求める
差出人 : 山本史郎
送信日時 : 2004/03/18 21:24
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2004年 3月18日 木曜日 □□□□ □■ (転送歓迎)
きょう紹介するニュース&情報など
・イラクのレジスタンス支援、事務局長が5項目の要求
アラブの法律家がアメリカの干渉を非難/アルジャジーラ
<案内> 劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク 結成の集い
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☆★イラクのレジスタンス支援、事務局長が5項目の要求
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●Arab lawyers denounce US meddling
アルジャジーラ 3月16日 By Ahmed Janabi in Damascus
アラブの法律家がアメリカの干渉を非難
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/A6A4B26C-1C92-43D0-A12C-838A2E1CBA44.htm
ダマスカス発/アラブ法律家連合(UAJ)の会議がダマスカスで始
まり、外国からの圧力に対するシリアの抵抗に完全なる支援を表明し
た。首都で月曜日から開催されている二日間の会議には、シリアのア
サド大統領も支持を寄せ、彼の代理人も会議に出席した。
ほとんどのアラブ諸国からは閣僚や弁護士、法律専門家が出席し
た。代表たちはアメリカに対してイラクからの撤退とイラクにおける政
治犯の釈放を強く要求し、「シリアの説明責任」なる(アメリカの)主張
に対して堂々たる反対論をぶった。
シリア大統領の代理は、危険な計画が中東地域で準備されつつあ
ると述べた。「彼らはわが中東地域に干渉するために、中東地域に
は民主主義が必要だなどとさまざまな弁解を並べ立て、中東には基
本的人権が欠如していると主張し、その結論として、尊大な中東計画
を提出した。それらの全部が、まさしくわれわれの存在と主体性を攻
撃目標にしている」と。
彼はアラブの法律家に、「外国の侵略と戦う国」を守るうえで重要
な役割を果たすよう要請した。
<おびやかされるアラブの一体性>
1997年までイラクの法務大臣を務めたUAJ事務局長シャビブ・ア
ル・マリクは、シリアを擁護することはアラブの問題に影響力を行使し
ようとする外国勢力の試み立ち向かうために必要なことだ、と強調し
た。彼は「アラブの法律専門家は、アラブの祖国を支配しようとするシ
オニストの野心に立ち向かううえで、彼らの果たす重要な役割を十分
に知悉している」と述べた。
「いわゆるシリアの説明責任という主張へのわれわれの非難を公表
し、アラブの同胞たるシリアがとっている立場にわれわれの支持を宣
言するために、私はこの会議を開催したのは良い機会だととらえてい
る」。アル・マリクはまたイスラエルの「アパルトヘイトの壁(分離壁)」
を非難し、イスラエルがそれを建設するのは何十万人ものパレスチナ
人を意図的に移住させるためだと告発した。
「イスラエルはアラブのパレスチナ人民に対する大量虐殺を犯し続
けている」と彼は述べた。「イスラエルはパレスチナ人の民主的な蜂
起を鎮圧しようとしており、それで20万人のパレスチナ民衆をみずか
らの大地から追放する憎むべきアパルトヘイトの壁を建設している」。
彼はアラブ諸国が直面する深刻な状況と今この歴史的な時点で直
面している困難を聴衆に思い起こさせた。「イスラエルは西岸地区と
ガザ、ゴラン高原とスペイン領(サプタとムリリア)を占領し続けている
一方で、アラブの東ウィングでは国全体を揺るがす猛烈な嵐、すなわ
ちアラブ民族の精神と文明の国イラクに対するアメリカとイギリスの占
領を誰しもが目にしている」と。
<占領を終わらせよう>
アル・マリクはイラク占領がアラブ地域全体の安定と安全にとって重
大な打撃であることを強調し、民衆組織と政府組織の双方に占領軍
を追い出すためのイラク国民の闘争を支持するよう呼びかけた。事
務局長はアラブ法律家連合にイラクのレジスタンス(抵抗運動)への
支援を要請し、被占領国(イラク)のための5項目の要求を提出した。
・同連合は侵略軍に対するレジスタンスを指導する勢力を全面的に
支持するにあたって、占領軍がイラクから直ちに撤退すべきだと
要求する。
・政権はイラク国民による自由な直接選挙によって選出されるイラク
全国民政府に移譲されるべきである。
・全国民的な和解を達成せよ。
・イラクでアメリカ軍に囚われている政治犯の釈放。
・派閥主義と民族的分断を拒否し、その替わりに、イラクの国土と国
民の完全な一体性を保全せよ。
彼はさらに、アラブの指導者たちに今月チュニジアで開催される予
定のアラブ首脳会議に出席することを呼びかけ、アラブ諸国の「優柔
不断な状態」に終止符を打つべく、アラブの一体性のために懸命に働
くことを呼びかけた。
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☆★ 3月27日(土)18:00〜 文京区民センター
劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク 結成の集い
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イラクの子どもに医療支援を
【講 演】
・豊田直巳さん(予定)
イラクへ撃ち込まれた劣化ウランの問題を
写真等で全世界へ報道。日本各地の講演でも活躍。
・広瀬 隆さん
作家。『東京に原発を』他著書多数。90年湾岸
戦争後の米軍帰還兵の子供にDU障害が発生したこ
とをいち早く日本へ伝える。
【基 調】
・山崎久隆さん
劣化ウラン研究会代表。原発・軍事問題に詳しい。
原子力のごみで作られる劣化ウラン兵器の危険性を
アピール。
【医療支援報告】
・西村陽子さん
アラブの子どもとなかよくする会(代表・伊藤政子さん)。
昨年6月〜9月、イラク現地、バクダッド市内の小児病院、
白血病・がん病棟に医療品を届ける。
☆個人・団体・議員などからのアピール ほか
【連絡先】劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク(準)
(個人と20余の団体で構成)
TEL・FAX 03-3238-0056(午後)
〒101-0061東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
たんぽぽ舎気付
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たんぽぽ舎
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
HP http://www.jcan.net/tanpoposya/hyoushi.htm
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000438