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【ワシントン和田浩明】マドリードの同時多発テロ直後に行われたスペインの総選挙でアスナール首相の国民党政権が敗北したことについて、アーミテージ米国務副長官は米ラジオに「(テロ)攻撃への対処を誤ったと見られたからだと思う」と語るなど、イラク戦争で米国を強く支援した同政権の批判ともとれる発言を行った。同省のエレリ副報道官は17日の会見で「スペイン国内の議論に言及しただけ」と釈明するなど“火消し”に追われた格好となった。
アーミテージ副長官は16日、ワシントンのラジオ局にスペインの状況を聞かれ、アスナール政権の敗北に自ら言及、「テロ自体というより、現政権が攻撃に正しく対処しなかったと見られたことが、より大きかったと思う」と語った。
この発言に関し17日の定例会見で米政府の真意を正されたエレリ副報道官は「米国はスペインが対処を誤ったと言っているのではない」と主張。「両国関係の基礎は健全であり、米国とスペインはテロ被害を共有する血のきずなで結ばれている」と語った。
[毎日新聞3月18日] ( 2004-03-18-10:28 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040318k0000e030015000c.html