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☆★米軍「内部規則」で記者拘束/「規則」の内容は隠す
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●ジャーナリスト: 「米当局はイラクのメディアを統制、脅迫している」
IFJ(国際ジャーナリスト連盟) 2004年3月15日
http://www.ifj.org/default.asp?Index=2330&Language=EN
国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は本日、最近バグダッド駐留米軍が
韓国人ジャーナリスト数人を拘束した件で、イラクの米当局はメディア
を「統制・脅迫」しようとしている、と非難した。
3月6日、イラク駐留米軍は韓国KBSの記者3人が爆発物を運ん
でいたという容疑で、4時間近く拘束した。韓国のイラク大使館が彼ら
の身元を確認し、即時釈放を求めた事実にもかかわらず、記者たち
はアメリカ軍の「内部規則」にもとづいて全員手錠をかけられて拘留さ
れた。
IFJ事務局長エイダン・ホワイトは、「このような行為は絶対に容認
できない」と述べた。「このことはメディアを脅す直接的行為として受け
とめずにはおれない」。
彼らの荷物のなかに爆発物の痕跡がなかったことが確認され、最
終的に彼らがイラクで進行中の復興を取材している善意の記者であ
ることが認められたあと、記者たちは結局、釈放された。
IFJは、加盟団体である韓国ジャーナリスト協会がイラク駐留米軍と
アメリカ政府に謝罪を求め、ジャーナリスト拘束の根拠とされた「内部
規則」を公(おおやけ)にするよう要求していることを支持する。
ホワイトは、「こうした規則がジャーナリストを統制するのに使われ
ているが、しかしジャーナリストはその内容と、それがどのように適用
されているかを知らされていない」と指摘した。
この最近の事件はあらゆる立場から報道取材をしようとイラクに入
国する全ジャーナリストの権利の問題として浮上しており、アメリカ当
局によって許可証や特定の許可、公認が制限される必要はない。3
月初め、アメリカ軍は、イラクにいるか到着予定のすべてのジャーナ
リストが登録し、彼らからプレス・カードを得なければならないと発表し
た。
国際的なキャンペーンの一環として、IFJは世界のジャーナリストで
一杯だったバグダッドのホテルがアメリカに攻撃され二人が殺された
一周忌として、4月8日をイラク戦中に死亡したジャーナリストを追悼
し、その事件の調査と結果を公表することにペンタゴン=米国防総省
が「惨めに失敗した」ことに抗議する日とすることを宣言した。
「韓国人の仲間が拘束されたことは、ここ数ヶ月の他の事件同様
に、アメリカ軍がジャーナリストを処分することがあっても罰せられな
いという感覚で作戦行動をとっている、という印象をわれわれに確信
させる」とホワイトは述べた。「彼らは全ジャーナリストを潜在的な敵で
あるかのように対処しており、そのことがすべての記者と報道スタッフ
を危険にさらしている」。
IFJは100ヵ国以上、50万人を越えるジャーナリストを代表してい
る。
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000437