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【ニューヨーク高橋弘司】イラク統治のあり方を探るため、先月、現地入りした国連のブラヒミ事務総長特別顧問は16日の記者会見で、イラクの多数派、イスラム教シーア派最高権威シスタニ師からアナン事務総長あてに、主権移譲プロセスなどで国連の役割に期待を表明する書簡が届いたことを明らかにした。年末以降に予定される直接選挙をめぐり、イラク統治評議会内の一部シーア派評議員から、国連が主体的役割を担うことへの反発が出るなど「国連不要」ムードが高まっているとの報道を踏まえ、これに反論したものだ。
ブラヒミ氏は、シスタニ師から数日前にアナン氏あてに「我々はイラクで国連の役割を期待している」という内容の書簡が届いたことを明らかにし、「大半のイラク人は国連が復帰することを求めていると思う」と強調した。
複数の米メディアは15日までに、バグダッドからの情報として、統治評議会(総数25人)のシーア派評議員ら少なくとも5人が、国連職員がバグダッドに本格復帰して選挙準備などを支援することについて「イラク国外の人物にこの問題を監視させるつもりはない」などと反発していると報じていた。
[毎日新聞3月17日] ( 2004-03-17-15:14 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040317k0000e030054001c.html