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(回答先: 核技術の供与、カーン博士らにリビアから1億ドル (YOMIURI.Online) 投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 3 月 17 日 11:41:46)
リビアから引き渡し、核開発関連機器を米が初公開
【オークリッジ(米テネシー州)=笹沢教一】米エネルギー省は15日、テネシー州オークリッジの同省施設で、リビアが昨年12月に大量破壊兵器開発の放棄を宣言した後、米国に引き渡した核開発関連機器を報道陣に初めて公開した。
公開されたのは、今年1月に米国へ空輸された核関連機器のうち、機密扱いを解除されたウラン濃縮用ガス遠心分離器のアルミ筒12本や台座、ガス導入管、外部冷却管などの部品一式。組み立てると、パキスタンの核技術を基にした「P1型」という高さ約2メートルの比較的古いタイプの遠心分離器になる。
リビアはこれらのうち一部を組み立て、ウラン濃縮施設に設置したと見られるが、引き渡されたP1の部品は使用前のもので、使用した形跡は見られないという。米国は、P1よりも高性能で核兵器製造に適したP2型遠心分離器などをリビアから入手しているが、今回は公開されなかった。
米政府高官は、パキスタンのカーン博士のネットワークがリビアに核開発関連の技術や設備を供与し、1億ドル以上を受け取っていたと明らかにした。
公開は自動小銃を持った警備隊員が取り囲むものものしい雰囲気の中で行われた。エイブラハム長官は「ここに示したのは、まだ氷山の一角でしかないが、我々の戦いを続ける」とし、ブッシュ大統領が提唱する大量破壊兵器拡散阻止構想(PSI)の成果を強調した。
P1型遠心分離器は、上の細い配管からガス状の六フッ化ウランを送り、内部の金属板が高速回転して生じる遠心力で、わずかに重さの違う核分裂性のウラン235を集める仕組みを持つ。
(読売新聞)[3月16日12時4分更新]