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(回答先: 小泉首相:「日本とスペインは違う」 自衛隊派遣堅持を強調 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 15 日 22:58:21)
200人余の死者と1500人余の負傷者を出した11日の「スペイン通勤列車爆弾テロ」はバスク独立派の犯行であるというスペイン政府の初期の発表とは裏腹に、イラクへの派兵に対するアルカイダの報復であることがほぼ確実視されている。
スペインは1300人余の治安維持兵力を派遣した。既に昨年11月、イラクで情報将校8人が車2台に乗って高速道路を走っている際、抵抗勢力の奇襲を受けて7人が死亡している。そして今回は国内で大惨事に遭った。
間もなくイラクに3000人余を追加派兵する韓国としては、今回の事態を機に、派遣兵力の安全と国内テロの予防対策が充分なものであるのか振り返ってみる必要がある。
イラクで同盟軍に向けた抵抗勢力の攻撃は日増しに巧妙になっているというのが米軍当局の発表だ。特に、手製の即席爆発装置(IED)は徐々に精巧になり、それらを設置する方法もさらに知能化している。米軍はイラク派遣兵士に対し、特にIED探知と対処に関する教育を強化しているという。
韓国軍派遣部隊の装備について、米軍側が「そんな軽武装でひとつの地域を独自的に管轄できるのか」とした程であるため、懸念は更に強まる。
スペインは度重なるバスク独立派のテロのために普段から対テロ警戒がかなりの水準に達している国であるにもかかわらず、このような事件が発生した。それに比べれば韓国はほとんど無防備の状態だといっても過言ではない。
15日には国民防衛訓練が行われた。ソウルと釜山(プサン)ではそれぞれ市庁と地下鉄に対するテロに備えた訓練が実施されたが、事後対策訓練に過ぎなかった。政府が緊張しなければ国民も緊張しないものだ。
にもかかわらず政府は教科書通りのいくつかの指示だけでテロ対策を終えたように振舞っている。何か問題でもあったように、数万、数千の警察力が街頭の治安のためにあちこちに分散しているのであっては、国民はただこのままでいいのかという懸念を感じるばかりだ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/15/20040315000084.html