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14日付の米紙ニューヨーク・タイムズは米当局者らの話として、パキスタンの「核開発の父」カーン博士の研究所が、ウラン型核兵器を製造するために必要な設備一式を北朝鮮に提供していたとする報告書を米中央情報局(CIA)が初めてまとめたと報じた。今月4、5両日にライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に説明されたという。
北朝鮮は高濃縮ウランによる核開発計画を否定しているが、同紙は米情報機関筋の見方として、北朝鮮がウラン型核兵器を早ければ来年にも製造する可能性があるとしている。
北朝鮮に提供されたのは核燃料や遠心分離機のほか、弾頭の設計図など。カーン博士がリビアに提供したものとよく似ており、プルトニウム型の北朝鮮の施設に比べ、査察を逃れるのが容易という。
報告書は、カーン博士と北朝鮮の核取引が始まった時期については1990年代初めごろとの見方を示している。
米政府はしかし、報告書にはカーン博士に対するパキスタン政府の聴取内容など米国にとって二次的情報も含まれているとして、日本などに詳細を伝えるのは避けているという。(共同)
(03/15 10:24)
http://www.sankei.co.jp/news/040315/kok025.htm