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ジャマイカ訪問を求めていたハイチのアリスティド前大統領は15日未明(日本時間同日午前)、滞在先の中央アフリカを出国した。同日中にジャマイカに到着する予定。2月末の辞任、出国後、カリブ海地域入りするのは初めて。同氏は「今も私が大統領だ」とアピール、亡命受け入れ国が決まらない中、帰国を強行するとの観測も出ている。
前大統領は米国滞在中の娘2人と再会するため約2カ月滞在する。両国は海を挟んで約200キロの距離。ジャマイカのナイト外務・貿易相は「わが国を復権の足場にはさせない」と強調し、ラムズフェルド米国防長官は14日、米CNNテレビに対し「この地域に戻って来て事態を複雑にしないよう望む」と述べ、警戒感を示した。
亡命先は当初、盟友ムベキ大統領の南アフリカが有力だったが、同国の野党が反発。4月中旬に議会選を控えた政治事情もあり、ムベキ政権は拒否したとされる。アフリカ連合(AU)による亡命受け入れ準備勧告に対し、加盟53カ国中、応じた国はない。
前大統領は米国に出国を強要されたと今も対米批判を展開しており、各国とも「米国を無用に刺激したくない」(外交筋)との思惑がある。(メキシコ市・共同)
[毎日新聞3月15日] ( 2004-03-15-12:25 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040315k0000e030049000c.html