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米上院軍事委員会は11日に05会計年度の予算をめぐる公聴会を開き、ミサイル防衛(MD)について、その真価を問う議員側が、9月から配備する意義を強調する国防総省側に厳しい質問を繰り返した。MDは北朝鮮のミサイルの脅威に対応できないと懸念する議員に対し、同省高官の1人は「そうだろう」と認めたが、別の高官は「それは機密だ」と正面からの回答を避けた。
ブッシュ政権は05会計年度のMD関連の予算として、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の導入予算を含め、約103億ドルを計上。陸軍の予算として計上されるPAC3とは別のミサイル防衛局の予算は、前年度より20%近く増え、91億ドルにのぼる。
これに絡み、リード議員(民主党)は「北朝鮮が米国にミサイルを発射した場合、システムが未熟で対応できないのではないか」と質問。同省ミサイル防衛局のクリスティー運用試験・評価部長は「そうだろう」と認めた。
その後、クリントン議員(同)が「交渉や封じ込めが失敗して北朝鮮がハワイやアラスカなど米本土へのミサイル発射を企てた際、大統領から防ぐ用意はできているのかと聞かれたら、あなたはどう答えるか」と質問。MD計画の責任者ケイディシュ・ミサイル防衛庁長官は「実際の性能データは機密だ」とだけ答えた。同省側は、迎撃実験などを重ね、システムの完成度を高めることは可能と強調した。 (03/12 21:50)
http://www.asahi.com/international/update/0312/011.html