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報告者:東京財団 シニアー・リサーチ・フェロー 佐々木 良昭
No. 54 「イラクにユダヤ人兵多数」 2004年03月04日
イラクに駐留する外人将兵のなかに、ユダヤ系が少なくないようだ。ポーランド軍もアメリカ軍も、派遣軍のなかにユダヤ系将兵が多数含まれているといわれている。
最近伝えられているところによれば、イスラエルは民間人にクルド地域で広大な土地を購入させているということだ。
他方、イスラエル政府はイラクから出国してきたユダヤ・イスラエル人とその家族には、イラクの国籍を取得する権利があると言い出している。
1948年イスラエルが建国された段階で、イラクから移住したユダヤ人は12万人だったが、彼らの子孫は現在30−40万人に達しているといわれている。
イスラエルがイラク政府やCPAに対して「イラク系ユダヤ人にイラク国籍を与えろ」と主張した場合、それではパレスチナの難民はどうするのか、という問題が国際的に再燃することになろう。
イスラエのイラク系国民や政府がイラク国籍にこだわり、クルド地域の土地購入に動いていることは、将来的な領有を目指してのものか、あるいは石油資源を狙ってのものであろう。
◆(私のコメント)
アメリカ軍のイラク侵攻の目的の一つはイスラエルによるイラク乗っ取りである。そのためにはイラク情勢の混乱が長く続くことにより、イスラエルその他の地域からのユダヤ人が入り込む余地が出来る。イラクには石油も水も豊富であり、大イスラエル建設も為にはアメリカ軍によるイラク侵略が必要だったのだ。イラクはやがてユダヤ国家となるであろう。