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韓国軍の「ザイトゥーン部隊」が派遣されるハウィジャなどイラク北部のキルクークの一部地域に、米軍が共同で駐屯することを要請してきたと国防部が11日に明らかにした。
これによって指揮権の問題などをめぐって韓米間で追加の話し合いが必要となり、派兵の日程が遅れる可能性もあると見られている。ザイトゥーン部隊の先発隊は来月7日から3回に渡ってキルクークに向かい、本隊は来月末に配備される予定だった。
金章洙(キム・チャンス/陸軍中将)合同参謀本部・作戦本部長は「米国は最近、スンニ三角地帯に対する攻勢が強化され、抵抗勢力がハウィジャとその近くのヘムリン山脈に集結している現実を重視、ハウィジャに駐屯している米25師団・2旅団の兵力を残留させるという意思を伝えてきた」とした。
国防部関係者は「米国は平和再建を目的に編成された韓国軍の武装では、抵抗勢力が集結した地域の治安の維持は難しいと判断、この地域を直接担当するという立場を示したようだ」と伝えた。
軍当局は米側の要請を受け、キルクーク空港は両国の軍が共同で駐屯し、抵抗勢力が集まり危険なハウィジャ地域は米軍が担当するようにする方案を検討している。
また、米軍の駐屯部隊と韓国軍の指揮システムの問題についても連合軍司令部(CJTF−7)などと話し合っている。軍当局はハウィジャの治安維持を米軍に担当させる場合、米2旅団を韓国軍のザイトゥーン部隊が作戦統制(指揮)するものの、抵抗勢力の標的になり得る共同作戦は繰り広げない方針であるとされている。
ユ・ヨンウォン記者 kysu@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/11/20040311000063.html