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2004.03.11
Web posted at: 17:18 JST
- CNN/REUTERS/AP
マドリード――スペインの地元メディアは11日、首都マドリードの鉄道駅3カ所で同日朝、4回の爆発があり、少なくとも23人が死亡、50人が負傷したと報じた。朝の通勤時間帯に起きた爆発で、死傷者が増える恐れも強い。
市東部にあるターミナル駅アトーチャ駅では2回の爆発が発生。満員状態の列車と乗客がいない列車で起きた。他の2駅は、サンタ・エウヘニアとデ・エルポソ。地元警察は、アトーチャ駅にいた乗客らに避難命令を出した。
爆発の原因は不明だが、地元メディアは、北部バスク地方の独立を求める武装組織「バスク祖国と自由」(ETA)の犯行説も伝えている。犯行声明は出ていない。
スペインでは今月14日、総選挙が予定され、各種の世論調査によると、右派の与党国民党の勝利が予想されている。国民党が支持を得ている理由は、ETAのテロを抑え込んだことが一因となっている。
政府は、ETAの政治部門として公然と活動してきた政党「バタスナ」を非合法化する一方、国家警察とバスク自治州警察との連携を強めて捜査能力を向上させるなど組織の孤立化に成功。一昨年から昨年にかけ幹部を次々と摘発し、今年1月にはアセベス内相が「ETAはほぼ壊滅した」と宣言した。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200403110014.html