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2004.03.08
Web posted at: 12:49 JST
- CNN/AP
カラカス――ベネズエラで大統領罷免を求める反大統領派と大統領支持派の衝突が激化する中、渦中のチャベス大統領は7日、米国がチャベス政権打倒に介入するようなことがあれば、米国への石油輸出は凍結し、「100年戦争」を米国に仕掛けると警告した。
チャベス大統領は定例テレビ演説で、先のハイチ政変でアリスティド前大統領が失脚したのは米国が仕組んだことと批判し、「同じようなことをベネズエラでもやろうなどと、考えない方がいい」と米政府に警告した。またベネズエラには「100年戦争を始められるだけの」同盟国や友好国がいると述べ、もし米国がベネズエラを侵攻したら「ベネズエラの石油は二度と米国民には渡らない」と強調した。米国は石油輸入量の15%をベネズエラに頼っている。
チャベス大統領は2002年4月のクーデター未遂で一時拘束され、放逐されそうになった。米国は関与を否定しているが、同大統領は米政府が演出したものと断定。ハイチのアリスティド前大統領が「反政府派」の武装蜂起を機に失脚した情勢を受け、チャベス氏は一層、米国批判を強めている。
一方、チャベス政権がキューバ式の社会主義を導入しようとしていると非難する反大統領派は、罷免の是非を問う国民投票実施を要求。投票実施を求める署名を全国選挙評議会に提出したところ、同評議会に署名数の不足を指摘された。このため反大統領派50万人が6日、カラカス市内でデモを繰り広げた。2月末からの大統領派と反大統領派の衝突で、これまでに8人が死亡している。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200403080006.html