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【ニューヨーク=勝田誠】連合国暫定当局(CPA)のポール・ブレマー文民行政官は、8日発売の米誌タイム最新号に掲載された会見記事の中で、今年6月末の主権移譲後に政治の実務から引退する意向を示した。
同氏は、就任以来の感想として「滑りやすい山道を猛スピードで運転してきたような気分」と表現。主権移譲したら「少なくとも3か月間は眠り続ける。もう十分と言うほど疲れ果てるだろう」と冗談交じりに述べ、ブッシュ大統領再選後に新閣僚に起用されるという一部の観測を否定した。
ブレマー氏は、6月30日に主権を移譲されるイラクの暫定政府について「その形や構造が現時点で未定」だが、「この政権は(直接選挙実施までの)半年間、(政権運営を)担うだけ」とし、「国連が一層大きな役割を担うことを期待している」と述べた。
また、イラクで激化するテロについて「イラク人はテロにほとんど関与していない」と言明。背後に国際テロ組織アル・カーイダのザルカウィ氏の存在が指摘されることに関連し、「ザルカウィはこれまでイラクが民主化されたら攻撃を続ける根拠が無くなると言ってきた」と述べ、CPAが民主化推進によって治安回復を期待している姿勢を示した。
(2004/3/8/19:45 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040308i113.htm