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きくちゆみさんは、広島への原爆投下を日本軍が事前に掴んでいたという話を下記に書いています。
日本の上層部が知っていたという話をご存知の方は是非費お知らせ下さい。
http://www.awa.or.jp/home/gen/Diary.html
8月15日
今日は終戦記念日。さっきまで、テレビの広島・長崎のNHKスペシャルをやってました。クシニッチの原稿校正締めきりがあるので、それをやりながらちらちらと見ていました。この時節はいつも重苦しい記憶のときです。それで、2ヶ月前神戸でお世話になった方のことを思い出しました。やはり、戦時中広島に住んでいたそうです。その方のお父さんが、帝国日本軍の有名な諜報機関だった中野学校の幹部だったのです。原爆投下の昭和20年8月6日から4日前、彼女の一家は突然広島を引っ越しました。それで、いま彼女は無事に生きているわけです。戦後、物心ついて、彼女はお父さんにどうして急に引っ越ししたのか、訊ねたそうです。すると、お父さんは最初なかなかその理由を言ってくれなかったのですが、やがて、実は強力な特殊爆弾が広島に落とされるという情報があったからと言ったそうです。それがショックで彼女はそれ以来お父さんを許せなくなったと同時に、どうしようもない罪悪感を背負って生きなければならなかったそうです。現在彼女は平和活動家として多方面で活躍しています。
日本軍のトップは知っていたのですね。原爆が広島と長崎に落とされることを。もし、せめて子供たちでも緊急避難させていたら・・・と思わずにはいられません。去年広島の平和記念館を訪れたとき、あの日、大勢の学童がかり出されて爆心地近くで作業をしていたことを知りました。イラクの子供たちのことと重なって、とても複雑な気持ちです。