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25日まで訪朝した李肇星(リー・チャオシン)・中国外相が北朝鮮首脳らとの会談で、核問題をめぐる6者協議の作業部会を4月中に一度だけ開くよう提案したのに対し、北朝鮮側は「核凍結に応じた補償問題を具体的に論議しなければならない」と条件を付けたことが分かった。韓国政府関係者が25日明らかにした。
一方、同関係者によると、李外相訪朝直前の米中による非公式協議で、米国は「作業部会では完全で検証可能かつ後戻りできない核放棄の方策を最優先すべきだ」と主張。北朝鮮が拒否した場合は、作業部会抜きで次回6者協議を開くこともやむを得ないとの考えを示したという。
2月の6者協議では、次回協議を6月末までに開き、その前に作業部会を開くことで合意しているが、米朝の主張の隔たりが大きいことから、韓国では作業部会の開催を危ぶむ見方が強まっている。ただ北朝鮮は、6者協議や作業部会を開くこと自体には肯定的な姿勢を示しているという。
韓国の潘基文(パン・ギムン)外相は28日から訪中し、中国側と意見交換するほか、日米韓は、4月初旬に6者協議の各首席である局長級による会合を開き、今後の対応について協議する予定だ。 (03/26 06:13)
http://www.asahi.com/international/update/0326/001.html