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(回答先: 英紙・タイムズと読売新聞社が特約の署名式 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 26 日 04:32:50)
小泉会見を行い、調印に参加したトムソンは元ファイナンシャル・タイムズ記者で2002年2月にマードックが直々に採用したマードックの右手。それからほどない同年11月、シャロンと会見、ポストサダムの中東情勢について記事にする。いかにマードックに重用されているかうかがえるというものだ。
曰くサダムの次はイランだと。
Times interview with Ariel Sharon
November 5, 2002
http://www.thelikud.org/press_%20releases/press_releases_11_5_02.htm
トムソンはニューヨークにいたオーストラリア人。日本語が堪能だったということも注目に値する。そして彼はFTのプロ・ユーロのグローバリスト。イギリス人以外がタイムズ紙で要職につくのは初めてだったようだ。
タイムズ紙は年間6000部の発行部数減少傾向にあり、そのテコ入れとしてタブロイド発行に動いており、このトムソンはその動きの真っ只中にいる。読売とタイムズの調印はそうしたテコ入れの一環とも考えられる。
ライスがブレアの元メディア・スピンドクターを含めたマードックサミットを行った直後に、そこに出席していたトムソンが小泉会見に借り出され、そしてマードックと読売新聞が邂逅する。
読売新聞の不健全なネオコン化がますます加速することが懸念される。
健全なメディア社会であるとしたら、こうしたことはいわゆる左派メディアが背景もきちんと示し報じるところだろうが、その気配は全くない。せいぜい、あっても表面をなぞるだけだろう。
かくして、マードックという男とて、大概の読者は知らない状況で、プロパガンダはいとも容易になしとげられるというわけだ。