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本日発行の「日刊ゲンダイ3・26」9面の「大新聞・TVが伝えない「泥沼イラクの」の真相 浜田和幸 <14>」:
表題・リード:「本物フセインは米国オクラホマで悠悠自適という噂」
「バグダッド陥落直前にパパ・ブッシュが手配」
記事:
「 アメリカ軍によって拘束された“サダム・フセイン”は、CIAとイギリスの諜報機関による取調べを受けている。その責任者はMI5のエリザ・マニンガム・ビューラシーとMI6のリチャード・ディアラブ卿の2人である。ディアラブ卿は「犯罪者に口を割らせる天才的テクニシャン」との異名をとるほどの人物。間もなく引退するため、フセインから「大量破壊兵器の隠し場所」や「秘密資金の在りか」を聞き出すのが最後の仕事といわれる。
しかし、「フセインといわれる男」もしぶとく、なかなか口を割らないようだ。この6月末にイラク人への政権移譲が行われれば、かつての独裁者の裁判を求める声は大きくなる。なんとか早急にフセインの口から重大犯罪の証拠や共犯者の名前を聞き出し、裁判開始にこぎ着けたい英米の尋問官たちは、相当に手を焼いているらしい。
一方、裁判を行う場所は「バグダッド時計台ビル」に決まり、裁判所の体裁を整えるため内部にあった品物はすべて撤去された。そこにはかつて何があったのか。パパ・ブッシュやレーガン元大統領からのプレゼントの数々である。これら米国政府とフセインとの親密な関係を証明する物的証拠は、アメリカ軍によってことごとく持ち去られた。
行方不明になっているものは他にも多い。その最大のものは「本物のサダム・フセイン」である。一部のジャーナリストの間では、米国のオクラホマシティにあるといわれる「イラク人村」にかくまわれているとのウワサが広がっている。先の湾岸戦争の際に、当時のアメリカ軍に寝返ったイラク軍幹部とその家族4000人が、その代償として住まいや仕事を与えられている秘密の場所である。
かつてフセインと密約を結んでいたパパ・ブッシュは息子を説得し、バグダッド国際空港が陥落する間際にフセイン一行を大型輸送機に乗せてオクラホマに運んだという。
にわかには信じがたい話だが、本物のフセインに「ブッシュ・フセイン商会」の真実を明らかにされて困るのはブッシュ一族である。イラク中央銀行に補完されていた現金や金の延べ棒も行方不明。また、スイス、ドイツ、ブルガリア、日本の銀行に送金された大量の資金も行方不明。国連に預けられたイラクの石油売上代金も行方不明。56人の影武者を擁していたフセインのこと、旧友ブッシュの手引きで「行方不明」になっても不思議ではない。 (つづく)」
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★ 感想
フセインが悠悠自適の生活を送っていることには強く同意するが、「バグダッド国際空港が陥落する間際にフセイン一行を大型輸送機に乗せてオクラホマに運んだ」という説には同意できない。
戦争の真っ最中にイラク側が航空機を飛ばしたとき、関連指揮官がすべて事情を呑み込んでいなければ、安全を保つことができないからである。
また、オクラホマシティに飛来するまでの航空路にいる航空管制官も事情を呑み込んでいなければならないし、オクラホマシティに見慣れない航空機が飛来すれば目立って騒ぎになるだろう。
“戦後”のティリートの状況や住民のフセイン目撃談の信憑性から、フセインはある時期まで故郷ティクリートにいたと判断する。
そして、11月末のブッシュ大統領電撃バグダッド訪問の帰りに一緒に米国に入ったと考えている。
米国でのフセインの居場所はオクラホマシティの可能性もあると思う。
★ 浜田和幸氏のフセイン“お仲間説”関連論考
『「泥沼イラク」の真相:赤十字担当者が会ったフセインは精神障害の影武者? ― 獄中で発狂・病死させる筋書き ― [日刊ゲンダイ3・9:浜田和幸氏]』
( http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/181.html )
『米軍が流すフセインがん説の陰謀:ブッシュとフセインはコインの表と裏/WMD“証拠”陰謀 [日刊ゲンダイ3・12]』
( http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/314.html )
『スペインのテロはイラク戦争だけが原因じゃない:ブッシュとフセインのスペインでの共同ビジネス[日刊ゲンダイ:浜田和幸氏]』
( http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/731.html )