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中国の王光亜・国連常駐代表は23日、国連安全保障理事会(安保理)の緊急公開討論で発言し、「中国は安保理がイスラエルによるパレスチナ・イスラム抵抗運動(ハマス)の精神的指導者ヤシン師暗殺に対し、迅速かつ適切に対応することを支持し、アラブ諸国を代表してアルジェリアが安保理に提出したイスラエル非難の議長声明草案に原則的に賛成する」と表明した。
王代表の発言は次の通り。
中国はイスラエルがヤシン師を暗殺した行為に反対し、非難する。イスラエルによる「ピンポイント攻撃」的な行動は国際法に違反し、受け入れられるものではない。中国は安保理で議長声明草案が全会一致に至らなかったことに遺憾の意を表す。中国は常に、中東問題は複雑であり、「暴力で暴力に報いる」やり方は問題解決の助けにならない上、さらなる暴力と衝突を招き、情勢を一層悪化させるだけだと考える。中国はヤシン師殺害がパレスチナ情勢と中東和平プロセスにもたらすおそれのある結末を深く憂慮する。
中国は関係各方面に現在の状況下での自制を保ち、緊迫した情勢をさらにエスカレートさせるいかなる行動も避けることを呼びかける。国際社会はこの重要な時期にさらなる努力を尽くし、適切で効果的な措置を取り、当面の情勢を安定させ、イスラエルとパレスチナ双方の和平協議の早期再開を促すべきだ。イスラエル・パレスチナ和平実現への唯一の効果的な道は、安保理決議を基に、話し合いを通じて全面解決の方法を探ることである。(編集ZX)
「人民網日本語版」2004年3月25日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/03/25/jp20040325_37928.html