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サパテロ、各国首脳と会談――圧力、懐柔、擦り寄り、歓迎――結局、国連が中心か
3月24日に行われた3.11犠牲者の国葬に集まった各国首脳はさっそくスペインの新首相サパテロと階段を持ちました。下記は、本日夕方(スペイン時間)のエル・パイス電子版に載った速報の抄訳です。
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『パウエル、スペイン軍の引き上げを避けるためにサパテロに国連による新たな解決法を提示』
スペインの次期首相とジャック・シラクは、「野心的で共同する」ヨーロッパ建設の新ビジョンに合意
ELPAIS.es / AGENCIAS – Madrid ELPAIS.es | España - 24-03-2004 - 19:25
3.11犠牲者の国葬の後、米国パウエルはサパテロと15分間会談し、スペイン軍の撤退を防ぐため、国連がイラクで新しい役割を果たす解決策を話し合う用意があることを告げた。会談でサパテロはパウエルに、6月30日までにイラクから撤退するというマドリッド襲撃以前からの公約を繰り返して告げた。その6月30日は暫定統治機構がイラク内の政府に権限を委譲する日で、国連の役割には基本的な変化は無い。
これに対しパウエルは、イラクにおける国連の役割を強化する方式を探るために新政府外相モラティノスとの緊急の会談を要求した。サパテロはテロとの戦いの約束、および野党であったときにも国連の要求にしたがうアフガニスタンへの派兵を支持した点を彼に強調した。
その数時間前に英国ブレアは50分にわたる会談で、イラク占領のパラメーターを変化させるために開かれた建設的な形で作業を進めることを提唱した。サパテロは、撤退とイラクの民主化・安定という公約とを混同すべきではないと主張した。またこのスペインの姿勢は、国連に主役を与える意見を伝えた独シュレーダーの支持を受けた。
午前中にサパテロはポーランドのミレールと話し合い欧州憲法設立に向けての交渉に向けて相互の接触を図ることで合意した。
葬儀の後、サパテロは立て続けに会談をし続けた。仏シラクとは25分間話し合い、イラクに関しては将来の国連の主導的な役割を求める意思を示した。シラクは国連安保理での議論でスペインが問題提起したいという強い希望に興味を示し、その意志を尊重するとした。さらに、両者は「野心的で共同する」ヨーロッパ建設の新ビジョンをうちだすために協力する意思を示した。会談は友好的だった。