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(回答先: 台湾:総統選再集計めぐる与野党交渉行き詰まり、抗議行動拡大も [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 24 日 17:01:36)
【台北・成沢健一】台湾高等法院(高裁)は24日、総統選で敗れた野党連合が起こした選挙無効訴訟について、投票結果が正式に公告されていないことを理由に無効とすると発表した。野党側は26日の公告後に提訴することもできるが、裁判所が再集計の必要性を判断するのは大幅に遅れる見通し。再集計は行政権限による方向が強まり、与野党がどう歩み寄るかが焦点となっている。
選挙無効訴訟は結果の公告から15日以内に訴状を提出すると関連法で規定。野党連合は公告前の21日に提訴していた。
行政権限による票の再集計について、与野党からは三つのパターンが提案されている。与党・民進党が立法院(国会)に提出した改正案では、得票率の差が1ポイント以内の場合に再集計できるとし、今回の総統選にもさかのぼって適用する方針だ。
与党側は26日に改正案が可決すれば30日に再集計が可能としている。また、中央選管は26日の可決だと準備期間5日を経て再集計は来月3日となる見通しを示した。これに対し、野党側は「直ちに再集計を実施すべきだ」として、審議入りに応じていない。
野党側は、中央選管の決議か総統の緊急命令による再集計の即時実施を求めている。しかし、政府は、選管決議は法的根拠がないとしている。また、陳水扁総統は緊急命令について、投票用紙が裁判所に差し押さえられている以上、司法への行政介入になるなどとして拒否している。
[毎日新聞3月24日] ( 2004-03-24-19:47 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040325k0000m030048000c.html