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本日発行の「日刊ゲンダイ3・25」2面より:
表題:「連載:事件不祥事相次ぐ自衛隊荒廃の惨状 <1>」
リード:「生命保険狙って同僚に自殺強要」
「サマワ志願:手当120万円目当ての自衛官も」
記事:
「 イラク・サマワでの活動が連日PRされている日本の自衛隊。だが、その実像をどれだけの国民が知っていることか。ハッキリ言って、50年目の自衛隊内ではすさまじい荒廃が進んでいる。
つい最近も、「同量に自殺強要」という信じられない事件が明るみに出た。数千万円の借金を抱えた第4師団(福岡県久留米市)の陸曹長(52)が、同じく数千万円を消費者金融から借りていた一等陸曹(51)に、「おまえが自殺しないならオレが自殺する」と、手紙で自殺を教唆。結局、追い詰められた一等陸曹は自ら駐屯地内のトラックの下敷きになって自殺した。
「借金は競輪などの遊興費で膨らんだ。2人はそれぞれ連帯保証人になっていて、生命保険で借金を補おうとした」(関係者)という。
「自殺しろ」とは驚きだが、そろって「消費者金融から数千万円」もただ事じゃない。
自衛隊員はもともと衣食住が無料(幹部と妻帯者は別)だ。50歳曹長クラスで年収600万円前後だから、まじめにやっていれば、十分生活できるのだが、「借金をしていない自衛官は少ない」(防衛庁関係者)らしい。禁止事項になっている花札やトランプ、麻雀の賭け事にのめり込む隊員が多いからだ。さらにエスカレートすると、「借金を重ねてまで、週2回の休日には高級クラブや“ちょんの間”街、公営ギャンブルに通います。事件を起こした同期の曹長と一等陸曹は若い頃から遊びほうけて、50代になってもその習慣が抜けなかったようです。あと2年で退官する(曹クラスは53歳定年)のだから、退職金で返済すればよかったのに、自殺教唆とは情けない」(元陸自隊員)
今回のサマワ派遣で一気に借金を返そうという隊員も多いという。
「行くのは、日本のためとか国民のためという考えは全くありません。理由は簡単で、カネのためです。行けばバカでも1階級昇任しますし、昇級すれば給料も上がる。イラクに行かない隊員に比べ、特別手当が毎日3万円(税引き前)、さらに遠距離手当などがついて給料以外に1ヶ月125万円もらえますからね。帰ってから、どの風俗店に行こうとか考えています」(2月21日に派遣された名寄・第3普通科連隊の隊員)
イラク派遣の倍率が10倍もの人気になった裏には、こんな事情も隠されているのだ。 (続く)」