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【北京=藤野彰】中国の李肇星外相は23日、北朝鮮公式訪問のため、空路平壌入りした。白南淳・北朝鮮外相の招きによるもので、中国外相の訪朝は1999年10月の唐家セン氏(現・国務委員)以来約4年半ぶり。
李外相は25日まで滞在し、金正日総書記らとの会談で、北朝鮮の核問題、中朝経済協力、金総書記訪中問題などについて意見交換する見通し。特に、次回6か国協議の6月末までの開催や作業部会設置に関して、北朝鮮側に対し、積極的な取り組みを強く働きかけるものと見られる。
会談の日程は明らかになっていないが、中国外務省の孔泉・報道局長は23日の定例会見で、「第2回6か国協議の終了後、関係各国は作業部会の下準備を進めており、緊密に連絡を取り合っている。今回の訪朝でもこの問題を巡り突っ込んだ意見交換が行われるだろう。中朝ともこの訪問を重視しており、前向きな成果が得られると信じている」と述べ、中国として全力で北朝鮮当局の説得に当たる考えを示した。
李外相は今月12日以降、パウエル米国務長官、潘基文・韓国外交通商相、ラブロフ・ロシア外相ら関係国責任者と相次いで電話会談し、訪朝に向けた意見調整を行った。訪朝終了後の28日には潘・韓国外交通商相を北京に招き、今後の対応を協議することになっている。(唐家センの「セン」は王ヘンに「旋」)
(2004/3/23/20:54 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040323i212.htm