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(回答先: 米、ヤシン師暗殺に困惑=イスラエル非難は避ける(時事通信) − 本当に「困惑」してるのか? 投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 23 日 11:55:32)
イスラエル軍によるイスラム原理主義組織ハマスの創始者、ヤシン師殺害について米政府は米東部時間の22日、「困惑している」としながらも、イスラエルの「テロに対する自衛権」にも理解を示し、同国に対する非難は避けた。
国連、欧州各国が「国際法に反する」「殺人」とイスラエルを強く批判しているのと対照的な米国の姿勢は、崩壊の危機に直面しているパレスチナ紛争の新和平案(ロードマップ)の立て直しにも影響しそうだ。
一方、ヤシン師の葬儀から一夜明け、喪に服しているパレスチナ自治区ガザ北部には現地時間23日、ハマスによるイスラエル領内へのロケット弾攻撃を防ぐためとしてイスラエル軍の戦車部隊が侵攻。イスラエル領各地も報復攻撃やテロへの警戒から厳戒態勢が敷かれ、緊張が高まっている。
訪米中のイスラエルのシャローム外相はワシントンで22日、チェイニー副大統領、パウエル国務長官ら米政府首脳と相次いで会談、ヤシン師殺害に関する状況を説明すると同時に、テロ組織に対する「自衛権の行使」として米側に理解を求めた。米側はイスラエル側にあらためて自制を求めた。
外相は副大統領との会談後、今回の殺害を「純然たる自衛行為」と記者団に正当性を繰り返し主張。「テロ組織と戦うため戦略的な決定を行った」と述べ、今後もハマス幹部などを標的とした攻撃を続ける姿勢を鮮明にした。
これに対し、バウチャー国務省報道官は「事件に非常に困惑している」としながらも、イスラエルの「自衛権」を尊重する立場を堅持。また「和平の進展に役立たない」と述べ、中東情勢の混迷を深めることには懸念を示した。
ブッシュ政権はこれまでも、シャロン政権によるパレスチナ自治区でのテロ組織リーダーの殺害を事実上、黙認してきた。(共同)
(03/23 09:54)
http://www.sankei.co.jp/news/040323/kok070.htm