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年金問題が複雑と言っている人が多いが、世の中には、もっと複雑なものが多いし、年金問題の、何処が複雑なのか、私には理解できなかった。
ところが、ある新聞の記事を見ていて、ふっと分かった気がした。何故、100年先の安心などという理屈で年金が語られるのかが、理解できないのではないか?まさか、小泉首相と官僚が、ずっと、大きな嘘をつき続けている、ということを信じることが出来ないで、理解しようとしていないのだ。
私から見ると、交付税制度や起債、訴訟法など、或いは、量子論や生物化学の方が、ずっと複雑に思える。年金の仕組みは、簡単で、掛金の総額の把握、各年度の、これまでの支出の総額を押さえ、その上で、現在の『留保額』を押さえれば、基礎となるデータは揃う。これまで、日本の人口構造が、『釣鐘』型から『瓢箪』型に移行していて、『釣鐘』型部分では、収入が支出を上回り、『留保』される。
この留保分を、現在、財政投融資で使っているのだ。これで、無駄な道路を作ったり、海外でダムを作って環境破壊をしたり、不採算の極まりない投融資を繰り返している。この投融資は、『安全で公共の福祉に役立つ』という理由で実施されるが、殆どが、『危険で、政官財の癒着の温床』となっている。財政投融資は、事業の安全性・公益性を、個別のプロジェクトに求めずに、貸付相手が、国の機関であるから安全、公益性が有る、という幼稚な理屈で投融資を繰り返している。
国であるから、安全である、貸した金は必ず返却される、というが、プロジェクトに効果が無いものであれば、結局、その負担は、二重に国民の税負担となる。つまり、財投の失敗を、国民の税金で穴埋めすることになる。
パチンコ屋のオヤジと従業員が、自分のパチンコ屋で大負けするようなもので、『遊んでいて仕事を出来ない分』と『負けた分』の両方を、自分のパチンコ店の収入から出すことになる。
(詳細、次を御参照ください。)
http://blog.melma.com/00112192/20040606131937