現在地 HOME > 掲示板
> 政治・選挙3 > 817.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
> 政治・選挙3 > 817.html
★阿修羅♪
|
|
| Tweet |
(回答先: 井上 喜一〜内閣府特命担当大臣〔防災〕・有事法制担当 投稿者 こわー 日時 2004 年 6 月 04 日 14:06:57)
こいつはよう、戦争さは行ってねべつ。
戦争の生き証人たるおらの母親と比べるとはるかに餓鬼だ。
おらのおふくろはな、毎日無差別の空襲のあるたんび防空壕さ退避させられた。
毎日町や村が焼かれた。
ある日の空襲で、壕さ入って外ば見てたら防空壕の中から、壕さ向かって走ってくる男の子が居たそうだ。
んだどもよう、空からはよう、低空飛行でグラマンがその子ば狙って機銃掃射すんだかんね。
弾がその子の周りで土煙ばあげてたんだ。
あんまりむごいんで皆目ばつむってすまった。
次の瞬間見てみたら、その子が地面さ倒れていたんだ。
んだどもその子はわれに返ってフラフラと立ち上がり、再び壕さ向かって進み始めた。
その子が壕さ近づいてわがったのは、もうどっつか忘れたらすいんだども右か左の手が皮膚一枚でつながって、ぶらぶらすてたんだと。
子供さこっだらこつ強制する天皇制日本と人殺しさ狂奔するアメリカがいまや狂気の提携だ。
井上喜一はこんぐれの少年だったんだべすた。
普通は「戦争は嫌だ」と身をもって体験すたはずだども、金と名誉さ目がくらんで、戦争の怖さなんてとっくに忘れてるだよ。
エリートコースば出て立身出世すてはあ、ええ年こいてえ、頭ば叩いてみればよう、すっからかんの「サメ」並みの一固まりの、皺のない脳みそがコロコロ頭の中で音ば立ててころがってんだ。
おらの親戚から聞いた話。
こいつが、農林省の畜産局長だったときだども、立候補するっつうことさなったべな、ほんでもって畜産関係の団体は、軒並み畜産課長さ呼びつけられて投票取りまとめば指示されたんだ。
農林省の課長なんてよう、机さ両足伸ばしてのっけてえらそうにふんぞりかえって鼻糞ほじってるだよ。お上意識の第一の通過すべき関門だ。
「いつゴルフにしましょうか」なんて団体の役員がゴマすりまくって、ゴルフが終わればそのときはよう、自腹を切るけどあとから団体さ付回しだ。局長クラスさなれば、部屋で酒飲んで真っ赤な顔すて陳情団体さ対決すんだ。もう今は昔の話だけんど、これが身体ば張るってんだど。米価闘争も昔の話さなったどもなあ。
んだどもほれ、こないだの浅田農産の件でも、あら、女子（おなご）のちっとばかすめちゃこい課長が出てきたべな、記者会見でよう。東京農工大の出身なんだども、この大学は技術系で農林省では冷や飯食らいだで、ああいう場面で女子の課長ばつらい場面さ出させたんだども、他の東大あたりの出の連中からすればはるかに遅い出世で、もう年こいたようだども、おらはこの人のファンなんだ。ま、行政の責任逃れは許されざる問題ではある。
総じて農林省ってとこは他の丁々発止の省庁と違って、これまであんます問題がねがったんだども、もうそうはんがね。汚職なんてお互いうまく隠しあう完全癒着の構造が、戦後すっかり定着すてただけのことだ。
お上さ弱いどん百姓根性がお上ば付け上がらせてすまった。おらの親戚も酪農と畜産やってんだども、全中なんてよう、牛肉･オレンジ輸入自由化反対！なんて叫んでいたんだどもガットで黒裁定されたからなんてうまく農林省さたぶらかされてよう、それからなんつうたと思う？
「自由化に対応すた安定経営を！」だと。全中なんてよう、政府の広報機関だね。
城ば明け渡したんだ。
米の自給率も２０パーセントだでな。
「有事」さなれば一発で「食糧戦略」ばくらって日本列島ひもずい思いばさせられるだよ。飢えっつうのはひどいもんで、戦後生まれのおらの体験では砂糖ばこっそり舐めただけでもおふくろからこっぴどくごしゃかれてたもんだ。おらだを育てた両親は、米がねえから百姓やってる実家から柳行李（今知ってる人もいねべな）さ米ばいれさせて、「本だ」っつうて仕送りばすてもらってたらすい。
冬列車さ乗るときも、おらだをくるむ毛布もねぐて、軍隊で支給されてたオーバーでくるんでたんだとは。あんがとよ、おやじ（もう死んでる）、おふくろ。そういえば親父がまき割りすてる姿ば思い出すけども、朝鮮戦争の終わったあとだべな、「昼の憩い」ば聞きながら、寒かったもんでおらは親父の古い軍服の上着さ覆われて親父の後ろ姿ば見てただよ。
あの後ろ姿はだな、「もう戦争なんてすんな。精出して生きろ」ってことば語っていたんだ。
畜生め、そこいらじゅう井上喜一の看板が立ってるだ。
こっだら馬鹿もんが参議院の先生だっつてあがめられる時代なんだな。
百姓の奴隷根性は、やがて国ば崩壊させるなあ。
なんでだべ？
ほら百姓が農作物ば作らねぐなったからだ。都市部さおいては土地ば有効利用するなんつて宅地化すてんだ。一つには莫大な相続税が農業ば不可能さすてんだ。農業は重労働だ。そこさ加えて相続税だ。楽に流れるべ。まずは物納だ。サラリーマンからは想像もつかねえ相続税だでみな田んぼで納税だ。次の世代では農家は何すんだべ？節税対策とすてアパート、マンション経営するから廃農だ。
農村部さおいてはまずは農業人口の都市への流入とプロレタリアの増加。田畑は既に荒れまくってるだよ。農協の指導のおかげで機械化が進んだところで米は作るな、休耕地手当ても廃止、ほんでコンバインなんて各戸で購入すたおかげで返済不能。畑も安い外国物（ピーマン、ねぎ、みな中国産だ）さ押されて労働意欲ば完全に失ってるだよ。
返済不能の果ては夜逃げ（百姓がだよ）、自己破産、そうでない者でも先祖代々の土地ば守るって頑張る人は離農すて近くの賃労働者さなるすかねえ。
こうすて着実に日本農業は疲弊し、やがて崩壊するだよ。
そこで植民地ば求めて再び海外侵略が現実化する。
軍事優先の統制経済だ。
その首謀者が政府であり全中（農協の親玉＝政治部門。経済部門が全農）である。
やがて天変地異が起きて、深刻な食糧難がくれば、どっだらこつなんべな。
ああ、日本農業労働者よ、今こそ立ち上がれ。
あんたたちの指導者は誤ってるだよ。
戦争がくればあんたたちの天下なのかなあ。
先の大戦のように。
物々交換が復活するかもなあ。
んねんね、百姓は断固耕す。百姓は断固休息する。そすて考えろ。晴耕雨読だ。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。