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(回答先: Re: 長壁さんの感想は普通の人間の感覚なら当たり前だと思います 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 6 月 03 日 11:59:35)
完全に同意します。
最近では、小泉だの外務官僚だの、閣僚だのが何かのコメントを言うたびにアレルギー症状みたいのが出て、チャンネルを変えたくなります。
ファルージャで殺された子供たちや、普通に暮らしている人々の、戦争で殺された遺体の写真や、以前と美しかった町並みの写真と、爆撃後の瓦礫の写真を見ていると、強い悲しみや怒りの念には駆られますが、時々、亡くなった子供の、息を呑むほどに気高く美しい表情を観て、ついじっと見入ってしまうことがあります(例えば、多くのジャーナリストは、子供の頭が半分吹き飛ばされていても、残った顔半分の写真をしっかりファインダーに収めようとしますよね。これは、非常に訴える効果が高いと思います)。
ああ、少し前まで、この子は笑顔で元気に遊んでいたんだ・・・とか、少し前まで、この美しい町並みで市場が開かれていたりして、活気に溢れていたんだ、なのに・・・とか様々な思いが胸にこみ上げてきます。
いろいろな遺体写真(実に惨いものも沢山)目にしてきましたが、そこにはどこかしらなにかしら、尊厳のような美しいものが漂っていました。時には、どう観ても手足も吹き飛んで顔も血まみれで潰れたようになって、体のあちこちが焼け焦げたような悲惨な写真にも関わらず、目をそむけるどころか、釘付けになってしまうようなものさえありました。
こういう写真には、嘘がないからかも知れません。
しかし、小泉や閣僚やブッシュ(カラス殺し石原も含む)などの顔や発言に対しては、その様な感覚はまるで湧かず、ただ気持ち悪くなって、目を背けたくなるだけです。
嘘と魂胆が生ける屍ゾンビのような醜い姿となって、透けて見えて来てしまうような感じがするのです。
主人も、本気で「吐き気がしてきた」などというようになりました。いろいろな意味で、感覚が戦争の前から比べると、鋭敏になってきた気がします。でも、本来はこういうのが「まとも」なんじゃないかと・・・。
長壁さんの感覚も、普通、というか正常だと思います。