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法制局長官:イラクでの多国籍軍参加は任務限定で可能
秋山收内閣法制局長官は1日、参院イラク・武力攻撃事態特別委員会で、イラクで新たな国連安保理決議に基づいて多国籍軍が編成された場合の自衛隊参加について「武力行使を行わず、活動が他国の武力の行使と一体化しない場合には、武力行使を伴う任務、伴わない任務の両方が与えられる多国籍軍に参加することは憲法上問題がない」と述べ、人道復興支援などの任務に限定すれば参加は可能との考えを示した。
ただ、91年の湾岸戦争の際に編成された武力行使を目的とするような多国籍軍への参加については「司令官の指揮を受けて活動することは憲法との関係で問題がある」と指摘した。
共産党の小泉親司氏の質問に答えた。
毎日新聞 2004年6月1日 21時44分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20040602k0000m010101000c.html