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【某大作も未納?】果たして小沢一郎はこの夏の参院選で「本当に勝ちたい」と思っているのか【同時代ウォッチング】
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/736.html
投稿者 一市民 日時 2004 年 5 月 31 日 05:58:19:ya1mGpcrMdyAE
 

古川利明の同時代ウォッチング

http://furukawatoshiaki.at.infoseek.co.jp/article/2004/528.html
果たして小沢一郎はこの夏の参院選で「本当に勝ちたい」と思っているのか
04・5・28

 さて、永田町では、相変わらずの「腐れ年金国怪」の与野党バトルが続いていますが


、チョー汚ねえ後だしジャンケンしまくりのマルハムの厚生労働大臣、坂口力も今頃に


なって、86年の強制加入前に年金未払い期間があったことを明かす一方、小泉も昨日


(27日)の国怪質疑(=参院イラク・武力攻撃事態特別委員会)で、横浜市内の不動


産会社社員として厚生年金に加入していた時期に、「(当時の社長は)『あんたの仕事


は次の選挙で当選することだ。会社なんて来なくてもいい』と言っていた」との答弁を


しました。


 つまり、会社での勤務実態がないのに、会社の側が年金保険料を勝手に払っていたわ


けで、そうやって会社員になりすまして年金保険料を払ってもらい、現在、年金を受け


取っていた場合、悪質なケースは詐欺犯に問われるケースもあります。

 

 坂口にしろ、小泉にしろ、カエルの面にションベンというか、今頃になって、よくも


まあ、いけしゃあしゃあと、こんなことをカミングアウトするのかと、はらわたが煮え


くり返ってきます。


 しかし、同じ未納でも、小泉の場合はいわば「確信犯」であり、その「悪質性」とい


う点では、うっかり未納の菅直人とは全然、レベルが違います。


 最低限、自民党のソーサイは辞めるべきでしょう。菅、小沢はそういう形でケジメを


取っているわけですから(#しかし、ホンマ、菅直人はアホやな。アソコで3党合意を


飲まずに、代表の「辞任届」を岡田に渡して、あとはGW中にのんびり欧州でワインで


も飲んで、「ワシのクビを取れるなら、取ってみろ」と、「お手並み拝見」とふんぞり


返っていればよかったんや。んで、もし、向こうが本気なら、「閣僚未納3兄弟」と一


緒に“心中”すれば、小沢も少しは「ほうーっ」と見直しただろうにな。もう少し、未


納はイカンザキ君を見習って、ツラの皮を厚くせんとアカンで)。

 

 そこでじつは、最近、信濃町中枢の情報筋Z氏から、次のような面白い話を聞きまし


た。ただ、これはブツ(=証拠)をもとに本人を取り調べて、その本人が“罪状”を認


め、「完落ち」させたうえでの、完璧なウラが取れたネタではないですので、あくまで


ここはいわゆる「未確認情報」というカンジで、読者の方々は受け取って下さい。

 「小泉にも、強制加入となった86年以降でも未納の時期があったが、その事実を隠


し、既に改ざんしているようだ。坂口が情報漏洩の“犯人探し”に躍起になっているで


しょ。じつはそれとも関係があるんですよ」

 これを聞いたとき、私は「ウソだろ!」と思いました。もし、仮に、もし、これが事


実であるなら、もう小泉はアウトです。


 ただこれがもし「事実」であるとするなら、社会保険庁にいる良心を持った職員の「


内部告発」しかありませんが、確かに、ちょうどその時期と坂口力が「情報を漏らした


犯人はビッシビシ処罰する」と脅しをかける発言と、奇妙に符合するのです。

 

 ただ、すごく引っ掛かるのは、小泉が「86年以前の強制加入前の未納」と「バイア


グラ訪朝」の公表を同じ日にぶつけたこと、さらには訪朝前日の5月21日の参院本会


議では、民主党の大塚耕平議員が、事前に質問書まで出して、こうした小泉の年金未納


問題の追及に対し、事前に官邸サイド(どうせ、飯島勲だろうけど)が大塚のところに


やってきて、「年金の質問は辞めてほしい」と懇願し、さらに本会議への出席を小泉は


トンズラして、“答弁拒否”しているわけです。


 んでもって、この情報の出所が、信濃町の大中枢とあって、たぶん、大センセイはこ


のことによって、小泉のキンタマを握ったのではないか。そう、私は推測するのです。

 

 ところが、です。


 前出のZ氏は、小泉の話に続いて、ぬあんと、いま、信濃町の蜂の巣をつついたよう


なこんなテンヤワンヤの状況もリークしてくれました。

 「小泉よりも私たちが大事なのは、池田先生です。じつは、どうも先生にも年金未納


の時期があるらしいのです。もし、これを民主党が国会で突いてきたらどうしようか、


マスコミが嗅ぎつけて書いてしまったらどうしたらいいかと、いま、幹部の間では大騒


ぎになっているのです」

 

 私は、これを耳にしたとき、「えっ! 池田大センセイも年金払ってなったの? ま


さか、悪い冗談でしょ」と思いました。


 ただ、これも大センセイのところに行って、「池田さん、本当に年金保険料ちゃんと


払ってたんですか? んで、いま、ちゃんと年金をもらってるんですか」と聞く以前に


、まずは、社会保険庁のデータベースを調べないとですが(笑)、でも、これもふそう


三菱自動車の事故隠しじゃないですけど、既に「改ざん」や「証拠隠滅」をされてしま


っていたら、イッパツです。

 

 ただ、まあ、大センセイは自らの管理下にあるもろもろの総資産が、どんなに少なく


見積もっても「兆」の単位に達しておれれますので、そんな“世界のチョー大富豪”で


あられる大センセイが、スズメのお涙のレベルの年金をもらっているとは、ちょっと想


像しにくいですよね。


 ですから、現時点においては、週刊誌の見出し的には「池田大作、年金保険料未払い


の可能性浮上」といったところです。


 しかし、考えてみると、今度の「年金政局」で、菅直人のクビを飛ばすため、その引


き金を引いたのは、何を隠そう、この池田大センセイなのですから。


 その菅直人は江角マキコを国怪招致しようとしたことについて、「江角さんに謝りた


い」と自らのHPでザンゲしているわけです。大センセイの「年金未納」が、もし、本


当に事実とすれば、これは、菅直人に池田大作は土下座して謝らなければならないです


ね。

 

 ちなみに、池田大センセイは、本来、プライバシーが完全に守られなければならない


無名の「一私人」と違って、月刊ペン事件における最高裁判決(1981年4月16日


、団藤重光裁判長)によって、「池田は創価学会において、その教義を身を持って実践


すべき、信仰上のほぼ絶対的な指導者であって、宗教上の地位を背景とした直接、間接


の政治的活動等を通じ、社会一般にも少なからぬ影響力を及ぼしている」と、はっきり


と「大公人」との認定を受けており、同誌が報じた女性関係においてすら、「公共の利


害に関わる事実」であると明言しているのです(#公人にプライバシーなんて、そもそ


も存在するか)。

 

 ですから、「池田大センセイが年金保険料をちゃんと払っていたか否か。そして、い


ま、大センセイは年金をちゃんと受け取っているのか」ということは、まさしく、ジャ


ーナリズムが報道に値する「公共の利害に関わる事実」なのです(#うーん、そこは福


田康夫のマネをして、「それは私の個人情報なので、公表を差し控える」とやっちゃえ


ばいいか(笑))。


 今度の「年金改悪法案」のイニシアチブを握ってきたのは、公明党です。そして、そ


の公明党の「創立者」であられるのが、言わずと知れた池田大センセイなのですから、


これは当然、野党は一致結束して、大センセイを国怪に証人喚問して、彼の年金未納ギ


ワクの真相解明に向け、徹底解明すべきでしょう(#ってことは、イカンザキ君と大セ


ンセイは、「未納兄弟」ならぬ、「未納師弟」ってなっちゃうのかな)。

 

 前ブリが長くなってしまいましたが、さて、ここから本題に入ります。


 さて、岡田克也の新代表選出に伴い、いわば今回の民主党の“選挙管理内閣”は、幹


事長・藤井裕久(自由党出身)、政調会長・仙谷由人(社会党出身)、国対委員長・川


端達夫(民社党出身)と、いわば、これまでの菅執行部で冷や飯を食わされていた「5


5年体制系」が入り込むことになりました。


 まあ、これまで市民派のイメージが強かった、さきがけ、日本新党出身が、党執行部


を占めており、とりわけ、あまりにもケンカをしらなくて与党から同情の声すら出てい


た国対委員長の野田佳彦を外したのは大正解でしたが、岡田以外はまったく新鮮味もな


いうえ、岡田も含めて知名度がゼロに等しい人間ばかり、ガンクビを並べて、今度の選


挙を戦ったところで、いくら、「年金政局」の追い風があっても、敢えてはっきり言わ


せてもらいますが、選挙に勝つのは無理です。

 

 本来であれば、菅直人にもっと、「政局遂行能力」を身につけ、「政権は戦って取る


んだ」というふうに、もっとヴァージョンアップすることは、絶対に必要です。つまり


、マキャベリ言うところの「ライオンとキツネという野獣の性質」を身につけてもらわ


ないことには、また、同じようなことを繰り返すだけです(これは加藤紘一にもいえる


)。


 彼の座右の銘に「否定論理からは何も生まれない」というのがあり、そこから、「批


判するだけでは何も変わらない。そこで新しいスタイル、あるいはプランを『対案』と


して、提示しなければ何も変わらない」というのが、菅のモットーのようですが、そう


いう発想について、白川勝彦は、『自民党を倒せば日本はよくなる』(アスキー、20


01年)の中で、こう喝破しています。

 

 <それは、「自公保体制もダメだけれど、これを批判する野党には対案がないじゃな


いか」という非難と同じようなものです。世の中には、変なことをやるよりも何もしな


い方がいいということも多々あるのです。“一害を除くは、百利を起こすに優る”とい


う古い諺もあります。


 この人たちが言う「政策」なるものなど、実は体制の側にさえ、馬に食わせるほど出


されているのです。何か問題が起こると、政府や各省庁は審議会は諮問委員会をつくっ


て議論します。そして、極めてスピーディーに分厚い報告書や提言書が山のように出さ


れます。


 自民党の国会議員の場合、そういうものが山ほど部屋に届けられます。実に立派なこ


とがたくさん書かれています。しかし、そんなもので問題が解決したことはまったくあ


りません。舞台裏を明らかにすると、その報告書を書いているのが、実は官僚なのです

 諸問題の本当の元凶は官僚であることが多いのですが、その解決策を官僚が書いたの


では、笑い話にもなりません。ドロボーにドロボーを捕まえてこいと言うようなもので


す。本当の「政策」とは、紙に書いたり、口で言ったりすることではないのです。間違


ったことをやめさせたり、不正を正すことなのです。>

 

 これに補足するとすれば、何よりもまず、「民主主義とはNOを言う権利のことであ


る」、そして、そこからさらに、「野党にとって何よりの“対案”とは、政権を奪取す


ることである。もし、政策としての対案も、それは根源的でなければならない」という


ことでしょう。


 つまり、今度の「年金政局」(=大作VS菅政局)における菅直人の最大のミスは、


自らに未納の期間があった事実が発覚したことではないのです。


 自分の未納が発覚した直後に、有権者が見てもなんだかさっぱりワケのわからない抽


象的な文言ばかりが散りばめられた「3党合意」を飲んだこと。これでスッポリと外堀


が埋められてしまったのです。それはまさに小沢の言う通り、選挙直前にあんなものを


飲まされたら、戦えるに戦えないということです。

 

 団塊の世代である菅直人が、なぜ、そこまで「否定論理からは何も生まれない」とい


う論理に拘泥するのかを論じたら、ここでは紙面がいくらあっても足りませんので、こ


れは、もし、機会があれば改めて触れることにして、それはともかく、今回、「年金政


局」をブレイクさせた最大の功労者は「菅直人」です。


 週現がスクープした江角マキコの未納問題にすかさず飛びつき、「国会に来ていただ


いて、説明を願いたい」と言ったところから一気に火がつき、「政治争点化」していく


なかで、まず、閣僚の未納問題が先に発覚した。それを菅直人は「未納3兄弟」をつる


し上げたわけです。


 それは、年明けにマルハムを「エイリアン」となぞらえたこととも合わせ、本当に見


事というより、絶妙な造語感覚だと思います。おそらく、今年の流行語大賞は間違いな


く、「未納3兄弟」で決まりでしょう(#たぶん、年末の表彰式には菅直人は必ず呼ば


れるで。せっかくだから、こういう賞はもろうておかんとアカンで)。

 

 今度の参院選の最大争点の一つが、この「年金問題」です。


 そこで、菅直人はカスリ傷で済んだわけですから、いつまでも“自宅謹慎”している


場合ではなく、いろんなところでメッセージを発していかなければならないのはもちろ


んですが、それより、いま、私の最大の疑念は、民主党とうより、小沢一郎が今度の夏


の参院選を「本当に勝ちたい」と思っているのか、ということです。


 私は前回のサイトで、「今度の参院選は、岡田、菅、小沢」の3枚看板で戦え」とい


うことをアジりましたが、その根底にあるのは「挙党一致」です。


 渋谷でも吉祥寺でも、岩手の水沢でもいいですが、100人の人に「岡田克也って知


ってますか」て言ったところで、「はい」って答えられる人がいったい、何人いるでし


ょうか。小泉の知名度に勝てるわけがないでしょう。

 

 とりあえず、現時点においては、幹事長の藤井を通じて、民主党執行部を“乗っ取る


”ことになった小沢一郎に期待したかったのは、「こういう非常事態であるから、私も


含めて、知名度のある前代表の菅直人はもちろん、前々代表の鳩山由紀夫、また、社民


党出身の横路孝弘、さらに羽田元首相も一緒になって、われわれ“大物一兵卒”が一丸


となって参院選を戦い、自・公に圧勝しましょう」という体制を整えてくれること期待


していました。


 ところが、先週以降の彼の動きを見てると、どうもそういうふうではなくて、「ここ


は適当にやっておいて、あわよくば9月の代表選でワシが代表になればいいし、少なく


とも幹事長のポストをもらって、民主党を乗っ取らせてもらう」という意図がミエミエ


なのです。

 

 なぜ、私がそれを言うかというと、小沢一郎が岡田から代表就任を懇願された際、い


きなり、「2年4カ月」の任期を要求したことです。


 普通なら、こういう「非常事態」においては、「とにかく私はワンポイントリリーフ


でいい。とりあえず、私が受けるなら、その目標は夏の参院選に勝つことだけ」という


コメントが返ってくるのがスジでしょう。そうではなくて、党則の改正まで要求して、


「2年4カ月」の任期ですから、私は開いた口が塞がりませんでした。


 結局、代表は岡田克也が就任したわけですが、おそらく、推測するに、民主党には旧


社会党支持をしていた連合の推す“組合貴族”出身の「ウラ55年体制」の議員もゴマ


ンといます。結局、そういう連中と小沢は手を結んで、さるエライ大センセイとまった


く同じ手口で、「庇を借りて母屋を乗っ取る」つもりなのかと勘繰られても、仕方ない


でしょう。

 

 となると、もし、ここで「岡田代表」で万が一、民主党が圧勝してしまったら、世代


交代が一挙に進んで、小沢一郎を含めて、「55年体制世代」の政治家(政治屋)の居


場所が民主党内になくなってしまう。


 だったら、ここは勝って岡田克也に花を持たせるより、まあ、適当にやっておいて、


9月の代表選において、「やっぱ、岡田は知名度が低くて選挙は戦えなかった。ここは


小沢一郎しかいない」と、そうした思惑を見越しての、「今度の参院選は岡田克也の1


枚看板で行く」という方針に思えて仕方ないのです。

 

 小沢一郎が、竹下派を飛び出し、新生党を立ち上げて、93年の総選挙で、いったん


は自民党支配に終止符を打つことになった「政権交代」の根源にあったのは、「自民党


をぶっ壊す」ということでしょう。それがレゾン・デートルとなって、これまで彼の政


治家としてのエネルギーを燃やし続けてきたはずです。


 ところが、98年夏の参院選における自民党大惨敗を機に、「竹下―野中」ラインの


策略で、土下座されただけで、あれほど憎悪の炎を燃やしていた野中広務と手を結ぶこ


とで、「自・公」連立のための「クッション」をさせられたわけです。


 じゃあ、ここで私が敢えて、その信濃町大中枢から得た極秘情報を、小沢一郎にこっ


そりと教えてあげましょう(笑)。前出のZ氏の証言という形で紹介します。

 

 「今回、小沢の代表就任を潰したのは、野中広務さ。野中は今でもウチの秋谷会長と


はホットラインで繋がっていますから。あの『小沢代表受諾へ』という状況になったこ


とで、自民党も小沢にはいろいろ弱みを握られているため、すかさず、野中が立ち上が


った。野中も小沢一郎の周辺も含め、すべて調べ挙げているからね(笑)」

 小沢一郎もつくづく、野中広務には翻弄されています。


 自・自連立でコケにされたと思ったら、今度は「民主党代表」の座を引きずり下ろさ


れたわけですから。


 私自身、憲法観や安全保障においては、小沢一郎はほとんど対極に位置しています。


 ここで、敢えてスジ論を述べれば、「自民VS民主」の間に、対立軸など存在しない


と言い切ってもいい。


 本来、2大政党制というのは、イギリスも含め欧州では「保守VS社民」が対立軸で


す。


 しかし、現実問題として、「自・公」に代わって政権交代を担えるのは、今のところ


民主しかない。


 そこで、まったく失望してしまって投票を棄権するという選択肢も、もちろんありま


すが、それは単なるニヒリズムです。私はリベラリストとして、ニヒリズムという思想


の存在自体は認めますが、それには与しません。

 

 小沢の素晴らしいところは、その反射神経ともいえる、卓越した「政局遂行能力」で


す。


 菅直人もそうですし、小沢一郎もそうですが、こういう事態になった以上、今は「代


表」というポストに汲々としている場合ではない。ここは全員が一丸となって、参院選


を戦い抜いて、自・公を過半数割れに追い込んで、そこから「次」の総選挙で政権交代


を目指すことでしょう。「民由合流」の出発点も、まさしくそこにあったはずです(#


選挙に圧勝してから、足の引っ張り合いは後でゆっくりやれ)。

 

 小沢の政局遂行能力のは類稀なものがありますが、その難点はやや強引すぎるところ


です。そのへんが、従来の民主党支持層の都市部の有権者には、「ちょっとカンベンし


てー」と写るところなのです(そのバランスというか、塩加減がじつに難しい)。


 今回の参院選は、ちゃんと戦術を整えて戦えば、民主が勝てる選挙なのです。


 しかし、去年秋の衆院選の新潟5区の「白川勝彦・田中真紀子の候補者調整の放棄」


に象徴されるように、やるべきことをやらなければ、「勝利」はおぼつきません。もっ


と、言ってしまえば、ここでもし民主が勝てなければ、「政権交代はこの100年先、


起こらない」と。

 

 繰り返しますが、「岡田克也」の1枚看板では、今度の選挙で絶対に勝てない。それ


は、岡田のせいというより、選挙まであと1カ月あまりしかないため、時間的にムリな


のです。


 特に比例区は全国規模で票を集めるわけです。ですから、全国区の時代を含めて、こ


れまでタレント候補をどの党もかき集めてきたわけでしょう。そんなものは中学生でも


わかります。


 私は本サイトで、あの3党合意について、菅直人に対し「今はメンツにこだわるべき


ではない」とはっきりと言いました。


 今度は、これとまったく同じ言葉を小沢一郎に投げかけたいと思います。


 そこで、私は小沢一郎に問いたい。


 「あなたは、本当に自民党をぶっ壊して、政権交代をしたいのか。それとも、民主党


を最終的な“安住の地”と考えているのか」


 私は小沢一郎に対して、前者であることを期待し、また、そうであることを祈ってい


ます。


 頼むぞ、小沢一郎!

 

 #そういえば、大センセイが神崎のクビを切れない理由に、「もし、ここで追い詰め


て、窮鼠猫を噛む」になっても困るというビビリがあるらしいな。既に竹入さんの例も


あるし、矢野も最近は雑誌なんかでちょっとキビシイ論調になっとるしな。


 実を言うと、神崎と山友は学生部時代からのマージャン仲間で、ふたりは“昵懇”の


間柄にあるんや。その関連で、なかなか表に出せない話があるらしいで。まあ、大セン


セイにだけこっそりとヒントを教えておいてやるけど、キーワードは「シーホース」や


(笑)。ワシも『デジタル・ヘル』の刊行以来、尾行にイヤラガセ電話、さらには郵便


受けに聖教新聞を投げ込まれたりと、イヤガラセがひどいんで、いつでも“紙爆弾”を


投げたるで。

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