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拉致被害者家族会に非難のメールを送った奴らは朝鮮総連の活動家か小泉首相のような冷血漢だ
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/658.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 5 月 26 日 17:09:35:CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu71.htm

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拉致被害者家族会に非難のメールを送った奴らは
朝鮮総連の活動家か小泉首相のような冷血漢だ

2004年5月26日 水曜日

◆<拉致被害者>「救う会」に批判の声 会見での発言受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040525-00000108-mai-soci

 拉致被害者家族会の支援団体・救う会に対して、「5人の子供を連れて帰った首相への感謝がない」などと、批判のメールや電話が相次いでいる。事務所のない家族会への批判が救う会に集中した形で、事務局によると、24日までに数百本に上っているという。

 メールは、家族会が22日夜、小泉純一郎首相と面会した模様がテレビで放送されてから届き始めた。「5人が帰国したことへの祝福の発言がない」「自分のことしか考えていない」などの内容で、4分の3以上が家族会への批判だった。抗議の電話もひっきりなしにかかり、1日で100本を超えたという。

 家族会メンバーらは訪朝について「最悪の結果だ」「問題の先送りだ」などと、記者会見や首相との面会の際に訴えていた。救う会の平田隆太郎事務局長は「家族会は首相の努力には感謝しているし、子供が帰国できたことも祝福している。ただ、10人の安否未確認者について新しい情報を持ち帰れなかったことへの家族の気持ちも理解してほしい」と話している。(毎日新聞)
[5月25日0時8分更新]

■北朝鮮は怯えて「再調査」〜日本人拉致事件■ 佐々木敏
http://www.akashic-record.com/y2004/discls.html

04年5月22日の小泉首相の再訪朝、日朝首脳会談の結果、北朝鮮の金正日・労働党総書記は、北朝鮮による日本人拉致事件の被害者で、死亡または行方不明と伝えられている「安否不明者」10名の再調査を約束した。

「再調査」といっても、べつに手間のかかる話ではない。北朝鮮は拉致は情報機関の仕業と認めたのだから、その情報機関の持つ(極秘)資料を開示すればいいだけで、金正日が決断すれば一瞬でできることだ。

一説によると、結果的に午前中の1回だけで終わった5月22日の首脳会談は、実は午後にももう1回予定されており、しかも北朝鮮側は「再調査」結果の資料も用意していたとされる(04年5月24日放送のテレビ朝日『スーパーモーニング』での、重村智計・早大教授らの情報)。

では、なぜその「再調査結果」を出さなかったのか?……できれば出したくなかったのだ。では、なぜ「できれば、出さずに済ませたい」のか? その理由は、前回、02年9月17日の小泉訪朝、日朝首脳会談の結果を考えればわかる。

●前回の教訓●
前回、北朝鮮側は日本人拉致事件を自らの仕業と認め、謝罪し、「(拉致した日本人は)5名生存、8名死亡」と(ウソを含めて)日本側に伝え、日朝両首脳は国交正常化交渉の開始に合意し「日朝平壌宣言」に署名し、さらに生存者5名を(一時)帰国させることでも合意した。

ところが、日本の世論は、横田めぐみさんら「8名死亡」の情報に激怒した。これは「誘拐殺人ではないか」というのだ。
当然、そのような恐ろしい国家犯罪をする国に、同胞が捕らわれていていいはずはないから、蓮池薫さんら生存者5名が02年10月に(2週間後に北朝鮮に戻る約束で)一時帰国すると、彼らの家族や国民世論が、一時帰国ではなく永久帰国を求めた。

そして、それは実現した。これによって北朝鮮は、日本では、政府間で合意した約束(一時帰国)が、国民世論の力で覆ることもあるのだ、ということ(民主主義のしくみ)を初めて知った。

国交正常化を進めたい日朝両国政府は、日本の世論を敵にまわし、結局、正常化交渉はまったく進まなくなってしまった。

その後「8名死亡」の証拠として北朝鮮当局が日本側に示した、遺骨、死亡診断書などの「証拠」は矛盾だらけで、捏造であることが明白になり、日本側は150項目におよぶ質問を提出した。そこで、04年5月22日の二度目の小泉訪朝では、その150項目への回答が期待された。

回答は一瞬でできる。手元の資料を出せばいいのだから、再調査などは必要ない。
しかし、拉致事件が盛んだったのは、20数年前だ。拉致当時の年齢が比較的高かった人は、たとえ情報機関に殺害されていなくても、天寿をまっとうしていておかしくないだけの歳月がすでに経過している。

10名全員が生きている、ということはありえない。
つまり、横田めぐみさんから、曽我ミヨシさん(日本に帰国した拉致被害者・曽我ひとみさんの実母)までを含む10名の安否情報を、北朝鮮側が出す、ということは「数名生存、数名死亡」という情報を出す、ということだ。そして「数名死亡」とは、たとえ天寿をまっとうしたのだとしても、被害者家族から見れば「誘拐監禁致死」であり「北朝鮮が殺した」ということになる。

もちろん、その可能性があることを、日本の拉致被害者「家族会」は覚悟している。
が、北朝鮮側はそれを発表した場合の覚悟ができていないのだ。

なぜなら「数名生存、数名死亡」と04年5月22日に発表することは、「5名生存、8名死亡」と02年9月17日に発表したのとほとんど同じことだからだ。そうすると、「数名死亡」の情報は、02年9月と同様に日本の世論を怒らせる可能性がある。

そうなると、国交正常化交渉など不可能だし、たとえ04年5月22日の首脳会談で、日本から北朝鮮に(食糧25万トンや医薬品1000万ドルなど500億円以上の)人道援助をすることで合意したとしても、それが実行されるかどうか、わからなくなる。

●とりっぱぐれ防止●
そうした援助の「とりっぱぐれ」を北朝鮮が恐れるなら……そして、小泉再訪朝を許した最大の理由が、国交正常化ではなく当面の食糧援助を獲得することなら……当然、10名の安否情報はすぐには出せない。

04年の日本の通常国会(本予算を審議する国会)の会期は6月中旬までだが、その中で上記の人道援助予算が(支出名目は予備費で?)承認されるか、または、そういう予算を(通常国会がだめでも秋の臨時国会の補正予算審議などで)承認しそうな自民党(与党)が04年7月の参院選で勝利するのを見届けるまで、北朝鮮政府は、10名の安否情報は出せない。

だから「再調査する」と称して、時間稼ぎをはかったのだ。

これは必ずしも、永遠に時間稼ぎを続けて安否情報を出さない、という意味ではない。
が、北朝鮮側としては、少なくとも1年分の食糧(上記の25万トンが、まさにそれにあたる)を獲得し、「(安否情報公表後に)日本の世論が怒って何も得られなくても、まあ、いいか」と思えるまで、10名の安否情報は出さないだろう。(中略)

【どうせ「裏取引」をするなら、小泉は「日本の世論をなだめるために先に経済制裁を課すが、すぐに解除するから、安否情報の提供ヨロシク」と金正日に持ちかけたほうが、まだマシだったのではないか。小泉が北朝鮮の立場に配慮したつもりで経済制裁を見送ったことで、かえって北朝鮮は苦しくなった、と筆者は考える。これは、拙著『龍の仮面(ペルソナ)』で描いた中国のホンネ(北京五輪前に台湾に独立宣言をしてもらったほうが、中国にとっては、台湾を軍事侵攻しない口実に五輪が使えるので、かえって「あきらめ」がつきやすく、好都合)と相通ずるものがある。】

このままでは、膠着状態に陥ってしまう。
打開策としては、経済制裁の見送りを発表した小泉(と与党自民党)を政権の座から降ろし、民主党政権か何かのもとで、北朝鮮への経済制裁を再検討するぐらいしかないのではないか。

北朝鮮は02年9月17日以来この2年間、日本の民主主義を「学習」したので、「政権が代わったから、小泉の約束はご破算だよ」と言えば、(不満はあるだろうが)いちおう理解はするだろう(但し、「ポスト小泉」を自民党員のなかから決める、自民党内での「政権のたらいまわし」の場合は、北朝鮮は「首相が代わっても小泉時代の約束は有効」と判断する恐れがある)。


(私のコメント)
ニュースによると「拉致被害者を救う会」の事務所に「首相に対する感謝の気持ちがない」と言う非難のメールや電話が500通も寄せられているようだ。例の三ばかの時のことを連想しますが、拉致事件と三ばか人質事件とはぜんぜん条件が異なります。日本国内で統治権力が及ぶところで拉致されたのだからその責任は政府にあります。国民の生命財産を守るのが国家の役目だからです。

ところがイラクで人質になった三バカは、戦争状態で国から警告されたにもかかわらずイラクへ行って武装組織の人質になった。そこは日本の統治権力の及ばないところであり、日本国政府を攻め立てたところでどうにもならない。だからこそ自己責任で危険なイラクへ行って人質になっても覚悟を決めて行ってほしいという事だ。

ところが拉致事件は日本国内で日常生活をおくっている人が北朝鮮の工作員に拉致されて北朝鮮に連れ去られたのですから、日本国政府が責任を持って解決にあたらなければならない。警察や公安がしっかりと北朝鮮の工作員を取り締まるのは国の役割だからだ。

三ばかにしろ拉致被害者家族にしろ肉親は大変ショックを受けて感情的になるのは仕方のないことであり、冷静でいろと言うほうがおかしい。だから三ばかの時も肉親に対しては私は非難してはいない。それよりか背後にいた左翼系団体やキャンペーンを繰り広げたワイドショーを批判した。テレビで「三人の命か自衛隊の撤退か」と政治的要求を突きつけるのは間違っている。

ところが拉致被害者家族は横田めぐみさんをはじめ、10人の行方不明者やその他の拉致被害者が大勢いるにもかかわらず、小泉総理は金正日と会見しながら90分で安否も十分に確かめずに日本に帰って来てしまった。これでは横田さん始め拉致被害者家族が小泉首相を非難するのは当然だ。「救う会」へ非難メールや電話をした人は小泉首相と同じ冷血漢だ。

今回の小泉首相の訪朝で五人の子供が帰ってきましたが、これは小泉首相の功績と言うより拉致被害者家族会の日頃からの国民的運動の盛り上がりによるものだ。小泉首相はそれを利用したに過ぎない。むしろ訪朝の目的は援助などによる北朝鮮利権の確保のためであり、拉致事件の解決にはそれほど熱心ではない。だから拉致被害者家族は怒っているのだ。

その拉致被害者家族会を始めとする国民的運動は北朝鮮の金正日も恐れおののいている様だ。前回での訪朝で金正日が拉致を認め多くが死亡したという発表に日本国中の世論が驚いた。その日本国の世論に金正日はびっくりした。だから残る十人の拉致被害者の安否を発表するにも世論が怖くて出来ないでいる。

9,17以降、泣く子も黙る朝鮮総連は壊滅的打撃を被って活動組織は弱まった。自民党の実力者の野中広務が引退したことからもその影響力が弱まったことを示している。例えば北朝鮮が崩壊して日本で非合法活動をしてきた朝鮮総連の活動家も逮捕されるだろう。だから金正日の権力は弱まって、周辺諸国は北朝鮮が崩壊しないように心配しているくらいだ。

北朝鮮の金正日が拉致被害者を帰さないのは日本の援助がほしいからだ。そのためには切れるカードを小出しにしなければならない。そして日本からいった援助金や援助物資は金正日の権力強化に使われる。そのうちの数%は朝鮮総連と自民党の森派に転がり込む。だから小泉首相は国交回復交渉に熱心なのだ。

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